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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は23000円レベルでの底堅さを見極め

2020/10/29 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は23000円レベルでの底堅さを見極め 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後は23000円レベルでの底堅さを見極め ■ソニー、21/3上方修正 営業利益7000億円←6200億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:OKI、EMS海外進出、日系の展開後押し ■売り一巡後は23000円レベルでの底堅さを見極め 29日の日本株市場は新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気した欧米市場の下落影響からリスクオフとなり、日経平均は23000円の攻防になりそうだ。28日の米国市場ではNYダウが943ドル安と大幅に下落。欧米で新型コロナウイルスの流行が再拡大しており、欧州最大経済のドイツや第2位のフランスがパンデミック対策で規制を再び強化したため世界経済の見通しが悪化。大統領選への不透明感も手伝い投資家が保有株を手仕舞う動きに拍車がかかり終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比360円安の23060円。円相場は1ドル104円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり23000円での攻防を余儀なくされそうである。ただし、足元では薄商いの中で積極的な売買は手控えられていたほか、先物市場では23000円割れを想定したショートポジションが積み上がっていたこともあり、23500円を割り込んだ辺りからは慎重姿勢が強まっていたため、波乱の展開にはならないだろう。売り一巡後の積極的なリバウンドを狙う流れは期待しづらいところであろうが、売り一巡後は23000円レベルでの底堅さを見極めたいところだろう。 また、欧州ではフランス全土で2度目の外出制限が導入されるなか、29日に開催される欧州中央銀行(ECB)の政策委員会会合において金融緩和策を講じるとの見方が浮上しており、売り込みづらくさせそうである。また、決算発表が本格化するなか、昨日の取引終了後に決算を発表したソニー<6758>は通期計画を上方修正しており、コンセンサスを上回っている。ギャップスタートとなるなかで冷静に決算を評価する流れとなるようだと、市場は冷静に判断しているとの見方につながる。 業績改善がみられている銘柄などへは売り一巡後の押し目を拾う動きも意識されやすい。また、足元で不安定な値動きが続いているマザーズ市場においても、欧米市場の下落影響は避けられないとみられるが、直近のリバウンド局面での底入れ意識は高まっておらず投資家は冷静だった。そのため、波乱の展開にはならず、反対に大きく下落する局面においては、資金回転が早いものの短期的なリバウンド狙いの動きが強まりやすいだろう。 ■ソニー21/3上方修正 営業利益7000億円←6200億円、コンセンサス上回る ソニー<6758>は2021年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来の8兆3000億円から前期比2.8%増の8兆5000億円、営業利益は6200億円から17.2%減の7000億円を見込む。コンセンサス(6500億円程度)を上回る。イメージセンサー事業を除き、ゲーム事業や音楽事業など全ての分野で増益を見込んでいる。年間配当予想は引き続き未定とした。 ■前場の注目材料 ・1ドル104円30-40銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・OKI<6703>EMS海外進出、日系の展開後押し ・タカラバイオ<4974>PCR、60分で診断、検査キット来月投入 ・大塚家具<8186>大塚久美子社長が業績不振で退任 ・日野自<7205>独VW、電動車で協業契約 ・SBIHD<8473>中国平安保険と提携、富裕層向け不動産で ・伊藤忠<8001>キャラ関連商品のマスターライセンス権取得 ・双日<2768>地域密着事業、マイクロモビリティーVBと提携 ・三菱自<7211>マレーシアでMPV生産、年間6000台 ・パナソニック<6752>スマホ感覚で直感的、スバル車専用カーナビ開発 ・コニカミノルタ<4902>5G実証、ローカル5Gも同時整備 ・ソフトバンク<9434>MNP転出手数料を撤廃 ・ミネベアミツミ<6479>街灯にセンサー、日射量を予測、気象協会と実証 ・エーザイ<4523>AD治療薬で存在感、新薬、米に続き欧でも申請 ・大日住薬<4506>自動採血・保存機器を米社と共同研究開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
2768 東証プライム
3,357
9/4 15:00
-158(-4.5%)
時価総額 840,257百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4506 東証プライム
587
9/4 15:00
-26(-4.24%)
時価総額 233,567百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4902 東証プライム
422.9
9/4 15:00
-19.2(-4.34%)
時価総額 212,577百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
4974 東証プライム
1,000
9/4 15:00
-44(-4.21%)
時価総額 120,416百万円
研究用試薬などの試薬事業が主力。宝HD傘下。滋賀県草津市に本社。再生医療等製品関連受託などのCDMO事業、遺伝子医療事業も手掛ける。25.3期は大幅増益計画。再生医療等製品関連受託の増収などを見込む。 記:2024/07/05
6479 東証プライム
2,871
9/4 15:00
-196(-6.39%)
時価総額 1,226,150百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6703 東証プライム
990
9/4 15:00
-37(-3.6%)
時価総額 86,346百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7205 東証プライム
420.5
9/4 15:00
-13(-3%)
時価総額 241,611百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7211 東証プライム
411.1
9/4 15:00
-16.3(-3.81%)
時価総額 612,655百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
8001 東証プライム
7,483
9/4 15:00
-341(-4.36%)
時価総額 11,859,732百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8186 JQスタンダード
276
8/27 15:00
+1(0.36%)
時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15
8473 東証プライム
3,414
9/4 15:00
-170(-4.74%)
時価総額 929,479百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05