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新興市場見通し:リバウンド基調が続き堅調な展開か、アクアラインなど3社IPO

2015/8/29 15:02 FISCO
*15:02JST 新興市場見通し:リバウンド基調が続き堅調な展開か、アクアラインなど3社IPO 先週の新興市場は、中国に端を発する世界的な景気減速懸念などから金融市場が不安定となるなか、値動きの大きい展開となった。日経平均が前週末比900円近く下落した8月24日、マザーズ指数は同12%超のきつい下げとなり、翌25日には一時700ptを割り込む場面があった。ただ、その後は中国による追加の金融緩和で上海総合指数が持ち直し、日経平均の反発に連れて割安感の強まっていた中小型株にもリバウンド狙いの買いが入った。結局、週間の騰落率は、日経平均が-1.5%であったのに対して、マザーズ指数は-3.9%、日経ジャスダック平均は-2.9%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が週間で0.9%安、サイバーダイン<7779>が同0.2%高とおおむね前週末の水準を回復した。各省による来年度予算案の概算要求が発表されたこともあり、FFRI<3692>、ITbook<3742>など主力テーマ株が買われ、その後他の関連銘柄にも循環物色が向かった。ビッグデータ、人工知能(AI)、自動運転、郵政関連なども買われる場面もあった。バイオ関連では、オンコセラピー・サイエンス<4564>が同1.6%高、そーせいグループ<4565>が同6.7%安とまちまち。ジャスダック主力では、クルーズ<2138>が同11.1%安と軟調だったものの、ガンホー<3765>が同1.6%安、日本マイクロニクス<6871>が同0.7%安と安値水準から値を戻した。その他、マザーズではアクロディア<3823>、ディー・ディー・エス<3782>、ストリーム<3071>、ジャスダックでは田中化学研究所<4080>、アールテック・ウエノ<4573>、朝日ラバー<5162>など中小型株材料株の上昇が目立った。IPOでは、8月26日に土木管理総合試験所<6171>(東証2部)、8月28日にラクト・ジャパン<3139>(東証2部)、メタップス<6172>(マザーズ)が新規上場した。公開規模100億円近い大型案件だったメタップスに加え、東証2部上場の2社も公開価格と同値ないしやや下回る水準での初値形成となった。 今週の新興市場は、リバウンド基調が続き堅調な展開となることが想定される。ただ、前週のリバウンド相場をけん引した主力テーマ株の一角は伸び悩んできており、更なる上昇にはもう一つ買い材料が待たれるところ。目先は出遅れ銘柄の水準訂正を狙った物色が中心となるだろう。 9月10日にも日本郵政グループの上場が承認される見通しとの観測が伝わり、関連銘柄が動意を見せている。新興市場ではソフトフロント<2321>や日本創発グループ<7814>といったところに関心が向かっているが、日本郵便への導入実績があるテラスカイ<3915>などにも注目しておきたい。なお、今週は8月31日にトリケミカル研究所<4369>、ACCESS<4813>、9月2日にピープル<7865>、9月3日に日本スキー場開発<6040>、9月4日にアイル<3854>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、8月31日にアクアライン<6173>、9月2日にベステラ<1433>、STUDIOUS<3415>がいずれもマザーズへ新規上場する。3社ともに堅調な初値形成が期待される。また、ピクスタ<3416>、アイビーシー<3920>のブックビルディングが続くほか、ブランジスタ<6176>が新たに開始される予定となっている。なお、先週は9月16日にマザーズへ上場予定だったネットマーケティング<6175>の上場取り止めが発表されている。 《FA》
関連銘柄 33件
1433 東証プライム
887
9/4 15:00
-38(-4.11%)
時価総額 7,974百万円
プラント解体工事会社。工場やタンク等のプラント解体工事を手掛ける。特許工法を多数保有。人材サービス等も。工事監督の採用を積極化。26.1期売上120億円目標。脱炭素解体ソリューション等を重点戦略に掲げる。 記:2024/05/06
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2138 東証スタンダード
650
9/4 15:00
-44(-6.34%)
時価総額 8,423百万円
ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営が柱。GameFi事業、ランク王のメディア事業等を手掛ける。EC事業は大幅増益。投資事業組合運用益の計上などにより、24.3期3Q累計は大幅経常増益。 記:2024/04/15
70
9/4 15:00
-3(-4.11%)
時価総額 2,147百万円
コミュニケーション・プラットフォーム関連事業を展開。自然会話AIプラットフォーム「commubo」、クラウド電話サービス「telmee」等が主力製品。commuboなどストック型ビジネスの成長に注力。 記:2024/08/05
3071 東証スタンダード
105
9/4 15:00
-1(-0.94%)
時価総額 2,995百万円
家電通販サイト「ECカレント」、家電・PC通販サイト「イーベスト」の運営等を行うインターネット通販事業が主力。ビューティー&ヘルスケア事業等も。オリジナルサイトの集客、売れ筋商材の確保などに注力。 記:2024/09/03
3139 東証プライム
3,120
9/4 15:00
-35(-1.11%)
時価総額 30,885百万円
乳製品の輸入等を行う食品専門商社。日本が輸入する乳製品・原料の取扱量で国内トップクラスのシェア。食肉・食肉加工品、機能性食品原料等も扱う。既存ビジネスの進化に加え、アジア事業の拡大などにも取り組む。 記:2024/08/02
3415 東証プライム
244
9/4 15:00
-14(-5.43%)
時価総額 11,833百万円
国内ブランドに特化のセレクトショップを展開。海外は中国を開拓。25.1期は既存実店舗の増収を想定。中国の不採算店閉鎖やECの値引き抑制による利益率改善も見込む。中計では28.1期に営業益30億円を目指す。 記:2024/04/16
3416 東証グロース
1,012
9/4 15:00
-30(-2.88%)
時価総額 2,305百万円
デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」の運営を行う。素材点数は約9300万点。出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営等も。PIXTA事業では少量ダウンロードプランの利用ユーザーが増加。 記:2024/06/24
3692 東証グロース
2,203
9/4 15:00
+115(5.51%)
時価総額 18,043百万円
サイバー・セキュリティ事業が主力。マルウェアや脆弱性攻撃を高精度で検知・防御する「FFRI yarai」が主力製品。ソフトウェア開発・テスト事業も。戦略的販売パートナーとの連携強化などを継続実施。 記:2024/06/24
3742 マザーズ
501
9/25 15:00
-4(-0.79%)
時価総額 8,372百万円
ITコンサルティング事業、システム開発事業、人材派遣事業を展開。自治体向け等に業務改革や業務標準化を推進するクラウド関連サービスを提供。人材派遣事業は黒字転換。技術者派遣が堅調。18.3期3Qは増収。 記:2018/04/26
3,018
9/4 15:00
-57(-1.85%)
時価総額 275,239百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
3782 東証グロース
8
8/3 15:00
-5(-38.46%)
時価総額 386百万円
指紋認証機器の開発・販売を展開。クラウド本人認証ソリューションや統合ID管理ソフトウェアなども手掛け、香港や中国での汗孔認証アルゴリズムに注力。クラウド認証サービスを育成。23.12期1Qは増収確保。 記:2023/05/25
3823 東証スタンダード
31
9/4 15:00
-1(-3.13%)
時価総額 2,222百万円
携帯電話販売店の店頭デモ端末管理システム等のソリューション事業、エンタテインメント事業、教育関連事業等を手掛ける。旧社名はアクロディア。センサー内蔵ボールなどIoT関連事業の拡大に向けた取り組みを継続。 記:2024/06/04
3854 東証プライム
2,929
9/4 15:00
-51(-1.71%)
時価総額 73,351百万円
基幹業務管理システム「アラジンオフィス」、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」等を手掛ける。「CROSS MALL」の後継サービスに先行投資。26.7期営業利益54億円目標。 記:2024/05/10
3915 東証プライム
2,361
9/4 15:00
-95(-3.87%)
時価総額 30,185百万円
セールスフォースやAWSなどのクラウドサービス導入支援等を手掛ける。Salesforceの導入支援では国内トップクラスの実績。NTTデータと資本業務提携。Salesforceビジネスの強化を図る。 記:2024/05/02
3920 東証スタンダード
528
9/4 15:00
-48(-8.33%)
時価総額 3,022百万円
ITシステムの情報管理・性能監視ツールを提供。情報を高速収集して解析する技術に強み。ソフトウエアライセンスの販売、有人監視サービスの提供など。ライセンス販売が堅調。機器販売も拡大。販管費増等こなす。 記:2024/08/07
4080 東証スタンダード
792
9/4 15:00
-25(-3.06%)
時価総額 25,766百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。20年に福井工場の大型施設が完成。リチウムイオン電池向け製品等の増産体制構築図る。 記:2024/05/02
4369 東証プライム
3,535
9/4 15:00
-365(-9.36%)
時価総額 114,884百万円
半導体向け高純度化学材料が主力。光ファイバー用材料や太陽電池用材料等も。山梨県上野原市に本社。開発から製造まで全ての工程を内製化。27.1期売上高226億円目標。半導体製造用化学化合物の生産能力向上図る。 記:2024/07/26
44
9/4 15:00
-1(-2.22%)
時価総額 10,531百万円
がん分子標的治療薬の開発に適した標的遺伝子を同定し、創薬研究や開発を行う。遺伝子解析サービス等も。全世界で290件超の特許を取得。NIBIOHNとがん抑制因子活性化創薬に関する共同研究契約を締結。 記:2024/04/29
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4573 JQスタンダード
1,888
11/27 15:00
-3(-0.16%)
時価総額 36,482百万円
眼科・皮膚科に特化した創薬ベンチャー。レスキュラ点眼液は世界45カ国、50万人以上に実績。商業化権譲渡後も収入あるスキーム。16.3期は2桁増収増益を計画。TOBによる実質MBOで15年8月に上場廃止。 記:2016/03/27
4813 東証プライム
1,242
9/4 15:00
-95(-7.11%)
時価総額 49,224百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
5162 東証スタンダード
529
9/4 15:00
-11(-2.04%)
時価総額 2,443百万円
工業用や医療・衛生用のゴム製品を製造・販売。自動車内装照明向けゴムや卓球ラケット用ラバーに強み。24.3期3Q累計は医療・衛生用の拡大で工業用の苦戦を補えず。26年4月稼働を目標に第二福島工場を増築予定。 記:2024/04/12
6040 東証グロース
925
9/4 15:00
-29(-3.04%)
時価総額 14,800百万円
長野県・白馬や群馬県、岐阜県でスキー場を運営。グランピング施設やレンタルショップ、おにぎり屋等の運営も行う。NSDキッズプログラムの会員数は3.4万人と伸長。ウィンターシーズンは来場者数が堅調増。 記:2024/05/12
6171 東証スタンダード
308
9/4 15:00
-4(-1.28%)
時価総額 4,380百万円
土地・地質調査試験や地盤補強工事が柱。非破壊調査やソフト販売も。海外はベトナム子会社を通じて開拓。24.12期は地質調査や環境調査試験の伸長を想定。非破壊調査や地盤補強工事も上向く見込み。最高業績を計画。 記:2024/04/11
6172 東証グロース
886
6/28 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 12,165百万円
EC業者向け決済代行やネット広告運用が柱。22.12期は不正アクセス対応費用が利益の重石に。23.12期は営業黒字復帰を計画。今年2月にMBOを表明。TOB価格は1株889円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/03/07
6173 東証グロース
350
9/4 15:00
-14(-3.85%)
時価総額 1,305百万円
水道職人コンサル等の水まわりサービス支援事業、自社製ミネラルウォーターの販売等を行うミネラルウォーター事業が柱。広告メディア事業も展開。ミネラルウォーター事業では備蓄用保存水の営業強化などを図る。 記:2024/05/12
6175 東証スタンダード
897
12/15 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 13,517百万円
日本最大級の恋愛マッチングアプリ「Omiai」を運営。アフィリエイト広告主体の広告事業も手掛け、広告主はエステ・人材・金融などが有力。1Qは利益足踏み。米ベインキャピタルがTOB、実現なら上場廃止へ。 記:2022/11/30
6176 東証グロース
608
9/4 15:00
-27(-4.25%)
時価総額 8,862百万円
企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」の提供、旅行電子雑誌「旅色」の発行、ECサポートやWebサイト制作・運営等を行う。NEXYZ.Group傘下。アクセルジャパンの新規、更新売上が順調。 記:2024/07/02
6871 東証プライム
3,965
9/4 15:00
-465(-10.5%)
時価総額 158,699百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
7814 東証スタンダード
488
9/4 15:00
-50(-9.29%)
時価総額 26,973百万円
東京リスマチックを中核とする持株会社。印刷関連事業が主力。Webサイトの企画・制作、キャラクターアイテムの企画・製造等も手掛ける。出版事業の収益改善図る。クリエイティブサービス事業の領域拡大に注力。 記:2024/08/30
7865 東証スタンダード
731
9/4 15:00
-13(-1.75%)
時価総額 3,244百万円
幼児玩具を開発・販売。生産は外部委託。バンナHD系列。25.1期は米社との「ピタゴラス」の取引形態変更影響を想定。収益回復に向けた製品の開発費用も嵩む見込み。開発進行中の8製品は25年春を皮切りに発売へ。 記:2024/04/16