マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/22 8:32:32
17,341,262
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:底堅い動き継続へ、主力大型株手掛けにくく資金シフト期待も

2015/5/31 2:42 FISCO
*02:42JST 新興市場見通し:底堅い動き継続へ、主力大型株手掛けにくく資金シフト期待も 先週の新興市場は、日経平均が11連騰を続ける良好な相場環境下、個人投資家のマインド改善も続いて底堅い展開となった。前週に大幅上昇したマザーズ指数も、利食い売りに押されて一進一退となるが、活発な循環物色の流れを受けて上昇基調が続いた。1部市場の大型株が活況となる場面では、新興市場の中小型株からは資金が流出する格好にもなったが、日経ジャスダック平均、マザーズ指数ともに年初来高値圏にあるなか、IPOの空白期間にも入っていることで需給面は比較的良好、下押し圧力は強まらなかった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.5%であったのに対して、マザーズ指数は+0.3%、日経ジャスダック平均は+1.8%だった。 個別では、前週に大きく上昇したミクシィ<2121>やそーせいグループ<4565>が反落。ミクシィはJPX日経400の採用候補と位置づけられ高値を更新する場面もあったが、その後は利食い売りが優勢となった。そーせいグループは7000円台乗せによる短期的な達成感や信用取引規制の実施が売り材料となった。他の主力株では、サイバダイン<7779>は株式分割の実施発表で堅調、日本通信<9424>も東証1部への市場変更が材料視された。一方、ガンホー<3765>は手掛かり難の中でさえない動きに。政府の利用範囲拡充方針が伝わったことで、エムケイシステム<3910>やITbook<3742>などのマイナンバー関連にはテーマ物色の流れが向かった。上昇率上位銘柄では、前週に続き日ダイナミク<4783>が大幅高、データ検索システムの新製品に対する期待が続いた。ハウスドゥ<3457>やシンデンハイテ<3131>、テラスカイ<3915>などの直近IPO銘柄も大幅高。半面、イマジニア<4644>は急速に伸び悩む。LINE向けのパズルゲームリリース発表も出尽くし感が優勢に。小野産業<7858>、ヨシタケ<6488>、カルナバイオ<4572>、EAJ<6063>など前週上昇銘柄の一角も利食い売りに押される。 今週の新興市場は、引き続き底堅い展開が想定される。今週はギリシャ問題も含めて海外で重要なイベントが多く、主力の大型株は手掛けにくい状況となる可能性があるが、先高期待は依然として高いなど買い安心感が強い状況下、個人投資家の活発な値幅取り資金は中小型株にシフトする流れが予想される。日経平均が連騰記録を続ける中で、相対的な出遅れ感も新興市場には意識されよう。IPOが空白期間であること、株主総会前でファイナンスの実施も少ないことなど、個人投資家の需給も良好な状況と判断される。なお、週末に伝わっているベンチャー企業への支援策拡充報道なども心理的な買い材料と捉えられる可能性がありそうだ。 個別では、直近IPO銘柄が先週の上昇率2~5位を占めていることもあって、循環物色の流れに注目したい。初値が公募価格比2倍以上となり、その後調整しているALBERT<3906>、シリコンスタジオ<3907>、コラボス<3908>、ショーケースTV<3909>、ジグソー<3914>などに期待。ほか、政府の成長戦略への関心も高まり、自動運転やデータヘルスなどのテーマ物色の流れにも注目。また、今週は鳥貴族<3193>、ファーストロジ<6037>などが決算発表を予定している。IPO関連では、ナガオカ<6239>の新規上場が発表されており、6月IPO件数は現時点で計10件となった。注目度の高いヘリオス<4593>は今週ブックビルディングが終了し、4日に公開価格が決定される予定。 《TN》
関連銘柄 24件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
3131 東証スタンダード
2,510
9/4 15:00
-114(-4.34%)
時価総額 5,296百万円
電子部品専門商社。半導体やディスプレイ、システム製品、バッテリ、電力機器を中心に手掛ける。半導体製品分野は足踏み。24.3期3Qはシステム製品分野が大幅増収。EMSに加え、特需のサーバ機器ビジネスが寄与。 記:2024/04/09
3,170
9/4 15:00
-105(-3.21%)
時価総額 36,842百万円
料金均一の居酒屋チェーン「鳥貴族」を運営。国産チキンバーガー専門店「TORIKIBURGER」、やきとり大吉なども。グループ店舗数は1138店舗。24.7期2Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/13
3457 東証プライム
1,020
9/4 15:00
-42(-3.95%)
時価総額 19,957百万円
不動産売買仲介「ハウスドゥ」をFC中心に展開。ハウス・リースバック事業、不動産売買事業が柱。リフォーム事業、リバースモーゲージ保証事業等も。リバースモーゲージ保証は保証件数が1600件超と拡大傾向。 記:2024/08/30
3742 マザーズ
501
9/25 15:00
-4(-0.79%)
時価総額 8,372百万円
ITコンサルティング事業、システム開発事業、人材派遣事業を展開。自治体向け等に業務改革や業務標準化を推進するクラウド関連サービスを提供。人材派遣事業は黒字転換。技術者派遣が堅調。18.3期3Qは増収。 記:2018/04/26
3,018
9/4 15:00
-57(-1.85%)
時価総額 275,239百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3907 東証グロース
870
9/4 14:57
-20(-2.25%)
時価総額 2,587百万円
先端リアルタイムCG技術等を提供する開発推進・支援事業、ゲーム・映像業界特化の人材紹介・派遣サービスを手掛ける人材事業を展開。ミドルウェア及びオンラインゲーム向けオンラインソリューションは売上順調。 記:2024/05/16
3908 東証グロース
309
9/4 14:51
-4(-1.28%)
時価総額 1,481百万円
コールセンターサービス会社。電話交換システムや顧客管理、通話・録音、音声認識、チャットポット等のサービスを企業や自治体にクラウドで提供する。今期3Q累計は新型コロナウイルス関連公共案件の業務縮小等が影響。 記:2024/04/12
3909 東証スタンダード
252
9/4 15:00
-20(-7.35%)
時価総額 2,159百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
3910 東証スタンダード
342
9/4 15:00
-17(-4.74%)
時価総額 1,856百万円
社労事務所向けサービス会社。社会保険や雇用保険、労働保険の申請や勤怠管理、給与計算等の業務支援サービスをクラウドで提供する。一般企業向けにもサービスを提供する。今期3Q累計は不正アクセスが影響した。 記:2024/04/12
3914 東証グロース
4,640
9/4 15:00
-305(-6.17%)
時価総額 31,325百万円
データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29
3915 東証プライム
2,361
9/4 15:00
-95(-3.87%)
時価総額 30,185百万円
セールスフォースやAWSなどのクラウドサービス導入支援等を手掛ける。Salesforceの導入支援では国内トップクラスの実績。NTTデータと資本業務提携。Salesforceビジネスの強化を図る。 記:2024/05/02
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4572 東証グロース
427
9/4 15:00
-33(-7.17%)
時価総額 6,978百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
4593 東証グロース
206
9/4 15:00
-7(-3.29%)
時価総額 18,567百万円
体性幹細胞再生医薬品、iPSC再生医薬品等の開発を行うバイオベンチャー。iPS細胞株の外販等も。研究開発技術、臨床開発経験などが強み。AND medical社と培養上清活用に向けた共同研究契約を締結。 記:2024/05/08
4644 東証スタンダード
1,036
9/4 15:00
-33(-3.09%)
時価総額 11,032百万円
パッケージゲーム、スマートフォンゲームが主力。キャラクタービジネスや教養動画メディアなども。取り扱いキャラクターにリラックマ、すみっコぐらしなど。研究開発費の拡大により、ヒットコンテンツの創出図る。 記:2024/08/26
4783 東証スタンダード
1,921
9/4 15:00
-58(-2.93%)
時価総額 16,905百万円
ITソリューションベンダー。情報システム構築や保守・運用、無人駐輪場管理システム、駐輪場運営等を手掛ける。システム開発事業などIT関連事業は業務領域拡大。24.3期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
6037 東証スタンダード
598
9/4 15:00
-30(-4.78%)
時価総額 14,166百万円
投資用不動産サイト運営会社。国内最大の不動産マッチングサイト「楽待」を運営し、不動産探しや売却等のサービスを提供。会員数は38.2万人。物件掲載サービス利用加盟店は順調増。24.7期2Qは増収増益。 記:2024/04/15
676
9/4 14:51
-33(-4.65%)
時価総額 1,704百万円
海外旅行保険付帯のアシスタンスサービス、法人向け医療アシスタンスサービスなどの医療アシスタンス事業が主力。クレジットカード会員向けコンシェルジュサービス等も。セキュリティ・アシスタンスサービスの拡販図る。 記:2024/08/29
6488 東証スタンダード
672
9/4 15:00
-8(-1.18%)
時価総額 9,364百万円
自動弁の総合メーカー。蒸気配管向け減圧弁、工場装置向け電磁弁などが主力製品。自動自力式バルブで国内シェア2位。設計から製造まで行う一貫体制が強み。内製化の推進継続。25.3期はM&A効果などで増収見込む。 記:2024/06/29
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
7858 JQスタンダード
402
11/13 9:00
+2(0.5%)
時価総額 1,852百万円
プラスチック製品の製造・販売のほか、金型や治工具製作などを手掛ける。高転写成形技術RHCMは発明大賞を受賞。専門商社の高島がTOB(株式公開買い付け)を実施して子会社化、2015年11月に上場廃止。 記:2016/01/04
9424 東証プライム
174
9/4 15:00
-9(-4.92%)
時価総額 28,712百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05