マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/21 13:08:30
15,409,270
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は4日ぶり小幅反落、日本電産の好反応は明るい兆しか

2019/4/24 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は4日ぶり小幅反落、日本電産の好反応は明るい兆しか  日経平均は4日ぶり小幅反落。5.32円安の22254.42円(出来高概算5億6000万株)で前場の取引を終えている。  23日の米株式市場でNYダウは145ドル高と反発し、機関投資家が運用の参考にするS&P500種株価指数やハイテク比率の高いナスダック総合指数は過去最高値を更新した。航空機部品・機械のユナイテッド・テクノロジーズや飲料のコカ・コーラ、短文投稿サイトのツイッターといった主要企業の決算が市場予想を上回り、好感した買いが入った。本日の日経平均も米株高の流れを引き継いで97円高からスタートすると、寄り付き直後に取引時間中の年初来高値22362.92円(103.18円高)を付けた。ただ、ゴールデンウィークの大型連休を前に上値を追う動きは乏しく、前引けにかけては利益確定売りに押されマイナスへ転じた。東証1部の値下がり銘柄は全体の5割強、対して値上がり銘柄は4割弱となっている。  個別では、前日の決算発表で注目された日本電産<6594>が2%高で前場を折り返した。本日開催の説明会で永守会長は今下期の業績回復に自信を見せているという。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>などが堅調で、ソフトバンクG<9984>も小じっかり。日本電産以外の決算発表銘柄ではオービック<4684>、キヤノンMJ<8060>が大きく買われた。また、前期業績の修正を発表したりらいあ<4708>や前期、今期と2ケタ営業増益が続く見通しのピーシーエー<9629>が東証1部上昇率上位に並んだ。一方、一部メディアで前期業績を大幅に下方修正すると報じられた日産自<7201>は3%近い下落。同じく業績観測報道が伝わったコーセー<4922>は4%超下落した。その他ではソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>などがさえない。また、第1四半期が減益スタートとなったシマノ<7309>が急落し、日東網<3524>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、電気・ガス業、証券、輸送用機器などが下落率上位。反面、サービス業、その他製品、医薬品などが上昇率上位だった。  米国ではS&P500種株価指数やナスダック総合指数が高値更新し、NYダウも昨年10月に付けた最高値に迫る動きを見せている。一方で日経平均は昨年10月高値(24448.07円、取引時間中)をなお9%ほど下回る水準にあり、日本株の相対的な出遅れ感が意識される余地はあるだろう。とはいえ、日本は異例の10連休が控えているだけに、買い持ち高を積極的に積み上げにくい状況と言える。  前日の日本電産を皮切りに主要企業の決算発表が本格的に始まったことも様子見ムードにつながっている可能性がある。しかし、日本電産の永守会長が業績回復に自信を見せ、同社株価が素直に反応していることは明るい材料となるだろう。連休前とはいえ日経平均は底堅く推移しそうだ。なお、本日は花王<4452>、中外薬<4519>、キーエンス、ファナック<6954>、キヤノン<7751>などが決算発表を予定している。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 20件
3524 東証スタンダード
1,450
9/4 14:13
-31(-2.09%)
時価総額 3,777百万円
無結節網で国内トップ。定置網や養殖網など漁業用網に強み。鳥獣害防止ネットや各種スポーツネットなど陸上用網も。陸上関連事業は増収。獣害防止ネットや落石防止ネット等の受注が堅調。24.4期3Qは営業黒字転換。 記:2024/04/17
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4684 東証プライム
25,410
9/4 15:00
+260(1.03%)
時価総額 12,654,180百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。企業内システムの設計から導入、保守までの一貫体制構築。OBIC7シリーズは新規顧客開拓進む。 記:2024/05/17
1,463
7/26 15:00
±0(0%)
時価総額 94,858百万円
コールセンター大手。コールセンターやメールを通して、顧客企業にカスタマーサービス、マーケティング支援、市場調査、販促活動などを提供。公益関連や官公庁と取引実績。バックオフィス事業好調で、23.3期は増収。 記:2023/05/26
4922 東証プライム
8,400
9/4 15:00
-229(-2.65%)
時価総額 508,981百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7309 東証プライム
26,920
9/4 15:00
-505(-1.84%)
時価総額 2,454,027百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。リールやロッドなど釣具も手掛ける。自転車部品ではグラベル専用コンポーネント「SHIMANO GRX」などの製品が好評。 記:2024/04/30
7751 東証プライム
4,966
9/4 15:00
-126(-2.47%)
時価総額 6,623,467百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
4,533
9/4 15:00
-28(-0.61%)
時価総額 594,186百万円
デジタルカメラ、デジタル複合機などキヤノン製品の国内販売を行う。業務支援ソリューション、ITセキュリティソリューション等も手掛ける。ITソリューション事業を成長事業に位置付け。注力領域の拡大を進める。 記:2024/08/12
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9629 東証プライム
2,017
9/4 15:00
-59(-2.84%)
時価総額 46,593百万円
独立系ソフト会社。PCA クラウドやPCA Hubなどサブスク型基幹業務システムを開発・販売。PCAクラウドシリーズの利用法人数は2万2800法人超。PCA Hubの新サービスを24年初夏にリリース予定。 記:2024/04/30
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17