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日経平均は6日ぶり反落、海外休場控え利益確定の動き

2019/4/18 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は6日ぶり反落、海外休場控え利益確定の動き  日経平均は6日ぶり反落。105.24円安の22172.73円(出来高概算6億1127万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、1-3月期決算を見極めたいとの思惑や、米民主党が提案する国民皆保険制度を巡って医療関連銘柄が下落しており、終日揉み合う展開となった。地区連銀経済報告(ベージュブック)では、一部地域での経済成長が確認されたが、相場への影響は限定的だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の22265円になり、本日の東京市場は朝方は小動きでのスタートを切った。その後は、明日以降に休場を控えた海外勢によるフローも限られるなか、前日までの日経平均5営業日続伸を受けた利益確定の動きが優勢となった。前引けにかけては、5日移動平均線の位置する22100円台半ばまで下押しする場面もみられた。  セクターでは、医薬品、精密機器、パルプ・紙、水産・農林業、金属製品がさえない一方で、鉱業や輸送用機器は1%を超える上昇。売買代金上位銘柄では、楽天<4755>が連日で年初来高値を更新し、外資系証券による投資評価引き上げ観測の伝わったデンソー<6902>のほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、三菱UFJ<8306>などのメガバンク、キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>、ファナック<6954>、安川電機<6506>、が上昇。一方で、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、武田薬<4502>、ソニー<6758>、かんぽ生命保険<7181>は軟調。  米中貿易協議について、両国が協定交渉の着地点を探るなか、新たな会合の仮日程が設定され、交渉団は5月下旬もしくは6月上旬に署名式にこぎ着けたい考えを明らかにしたことが伝わっている。市場では、4月中の交渉決着を意識したリスクオンムードが広がりつつあっただけに、交渉先延ばしを受けていったんは失望する向きも出やすいだろう。しかし、日本の10連休や前述のイースター(復活祭)の海外市場における連休を前に波乱要因が1つ減るといった安心感にも繋がりやすく、前日に明らかになった中国1-3月期GDPの持ち直しも相まって、底堅さも同時に意識されるところである。  物色動向としては、足元で外資系証券によるショートポジションが積み上がっていた安川電機などに対する買い戻しの動きに伴う上昇基調は確認されており、新興市場でも前日に開発中の再生細胞薬「SB623」の臨床試験の効果を発表したサンバイオ<4592>への市場反応も同様の動きを彷彿とさせる。前述のカレンダー事情もあり、相場全体としては4月中に積極的に上値を追う動きは目先は見込みにくいものの、ショートカバーを意識した商いなどは引き続き活発となろう。(雲宮 祥士) 《AK》
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4502 東証プライム
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-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
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時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
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9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,944
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-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7181 東証プライム
2,715.5
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日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7203 東証プライム
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-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
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-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,509
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-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17