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後場に注目すべき3つのポイント~値がさ株の買い戻し一巡も全般に売りづらさ

2019/4/23 12:40 FISCO
*12:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~値がさ株の買い戻し一巡も全般に売りづらさ 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶり反落、値がさ株の買い戻し一巡も全般に売りづらさ ・ドル・円は111円70銭台、日本株安継続を警戒 ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位は安川電機<6506> ■日経平均は3日ぶり反落、値がさ株の買い戻し一巡も全般に売りづらさ 日経平均は3日ぶり反落。52.49円安の22165.41円(出来高概算5億1000万株)で前場の取引を終えている。 連休明けとなった22日の米株式市場でNYダウは48ドル安と反落。今週は多くの主要企業が決算発表を予定しており、直近の株高を受けた利益確定の売りが優勢となった。ずさんな生産体制が報じられたボーイング株の下落もNYダウを下押しした。一方で原油高を受けてエクソンモービルなどの石油株が買われたほか、ハイテク比率の高いナスダック総合指数は続伸。本日の東京市場でもやや買いが先行し、日経平均は23円高からスタートした。しかし朝方マイナスに転じると、22119.94円(97.96円安)まで下落する場面があった。ゴールデンウィークの大型連休を前に、これまで強い値動きを見せてきたファーストリテ<9983>や安川電<6506>などに利益確定の売りが広がった。 個別では、前述のファーストリテや売買代金トップの任天堂<7974>が3%安。日経平均の値下がり寄与上位には、ファーストリテのほか安川電、ファナック<6954>が顔を出した。売買代金上位では楽天<4755>も下げが目立つ。昭電工<4004>、東海カーボ<5301>などの黒鉛電極関連株は米グラフテック・インターナショナル株の急落を受けて大きく売られた。また、第1四半期が営業減益となったコクヨ<7984>が東証1部下落率トップだった。一方、かんぽ生命保険<7181>は9日ぶりに反発し、3%超高で前場を折り返した。本日は株式売出しの受渡日となる。原油高を受けてJXTG<5020>などが買われ、国際帝石<1605>や石油資源<1662>の上げが目立った。また、業績上方修正を発表したCEHD<4320>が東証1部上昇率トップとなった。セクターでは、その他製品、ガラス・土石製品、ゴム製品などが下落率上位。反面、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業などが上昇率上位だった。 本日は連休前受け渡しの最終売買日となるが、前日に続き直近値上がりしていた銘柄の利益確定売りと、売り込まれていた銘柄の買い戻しが中心の相場展開となっている。ただ、前日は日経平均の下支えとなった小売株の買い戻しに勢いはなく、逆にファーストリテなど日経平均への影響が大きい値がさ株の軟調ぶりが目立つ。注目されるファーストリテの信用売り残はなお低水準とは言えないが、直近のピークから減っており、買い戻しに伴う一段高への期待が後退しつつあるとみられる。 一方で米中の経済指標改善による株高期待も根強く、全般に大きく売り込まれる流れとはなっていない。今週から日本でも主要企業の決算発表が本格化するが、ここまで発表された米企業決算がおおむね堅調であることも売り込みづらさにつながっているだろう。後場の日経平均はマイナス圏でのもみ合いが続きそうだ。なお、本日は日本電産<6594>やオービック<4684>、小糸製<7276>、シマノ<7309>などが決算発表を予定している。 ■ドル・円は111円70銭台、日本株安継続を警戒 23日午前の東京市場でドル・円は111円70銭台でのもみ合い。ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、目先の日本株安継続を警戒した円買いに振れやすい。上海総合指数の軟調地合いも円買いを支援。ただ、米株式先物はまちまちで、ドル売りは仕掛けづらいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円66銭から111円98銭、ユーロ・円は125円60銭から126円06銭、ユーロ・ドルは1.1245ドルから1.1261ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ソケッツ<3634>、タツミ<7268>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位は安川電機<6506> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・米国政府 「5月失効のイラン原油禁輸の適用除外を更新しない」 ・トランプ米大統領 「ケイン氏、FRB理事指名を辞退」 ・民主党シューマー上院院内総務 「ケイン氏と同様、ムーア氏も米国経済の安定にとり危険な存在」 【経済指標】 米・3月シカゴ連銀全米活動指数:-0.15 (予想:-0.10、2月:-0.31←-0.29) 米・3月中古住宅販売件数:521万戸 (予想:530万戸、2月:548万戸←551万戸) <国内> ・安倍首相が欧米訪問(29日まで) <海外> ・イースターマンデーで休場:豪、NZ、香港、独、仏、英など 《HH》
関連銘柄 19件
1605 東証プライム
2,032
9/4 15:00
-145(-6.66%)
時価総額 2,817,707百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1662 東証プライム
5,440
9/4 15:00
-290(-5.06%)
時価総額 1,476,960百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
3634 東証スタンダード
663
9/4 13:56
-1(-0.15%)
時価総額 1,642百万円
音楽や映像など各専門家と情報解析技術で作成したデータベースを展開。感性メタ活用分析や特化型検索等も。売上の25%目処に積極投資実施。データライセンス利用ユーザーの増加等により、24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4320 東証スタンダード
464
9/4 15:00
-24(-4.92%)
時価総額 7,087百万円
電子カルテシステム「MI・RA・Is」を中心とする医療システム開発等を行うシーエスアイが中核の持株会社。デジタルマーケティング支援等も行う。大型案件の導入・更新等により、電子カルテシステムは堅調。 記:2024/07/01
4684 東証プライム
25,410
9/4 15:00
+260(1.03%)
時価総額 12,654,180百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。企業内システムの設計から導入、保守までの一貫体制構築。OBIC7シリーズは新規顧客開拓進む。 記:2024/05/17
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5020 東証プライム
763.2
9/4 15:00
-39.1(-4.87%)
時価総額 2,465,352百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7181 東証プライム
2,715.5
9/4 15:00
-105.5(-3.74%)
時価総額 1,085,369百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7268 東証スタンダード
274
9/4 15:00
-9(-3.18%)
時価総額 1,644百万円
ミツバ傘下の自動車部品メーカー。自動車の電装品、ブレーキ部品、トランスミッション部品等を手掛ける。栃木県足利市に本社。冷間圧造、加工技術が強み。メキシコ、インドネシアにおける新規市場開拓などに注力。 記:2024/07/07
7276 東証プライム
2,073
9/4 15:00
-77.5(-3.6%)
時価総額 666,633百万円
自動車照明器メーカー。1915年創業。トヨタ自動車が筆頭株主。自動車用ヘッドランプで世界トップシェア。航空機器部品、船灯・特殊機器等も手掛けう。配当性向40%以上目安。27.3期売上高1兆円以上目標。 記:2024/07/07
7309 東証プライム
26,920
9/4 15:00
-505(-1.84%)
時価総額 2,454,027百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。リールやロッドなど釣具も手掛ける。自転車部品ではグラベル専用コンポーネント「SHIMANO GRX」などの製品が好評。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
7984 東証プライム
2,442
9/4 15:00
-10(-0.41%)
時価総額 314,388百万円
オフィス家具等を手掛けるファニチャー事業、カウネット等のビジネスサプライ流通事業、ステーショナリー事業などを展開。1905年創業。ビジネスサプライ流通事業では大規模顧客向けソリューションシステムが好調。 記:2024/06/24
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10