マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/1 15:01:43
13,738,448
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~もち合い上放れには更なる材料必要?

2019/4/2 12:43 FISCO
*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~もち合い上放れには更なる材料必要? 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続伸、もち合い上放れには更なる材料必要? ・ドル・円は上げ渋り、日本株の上げ幅縮小で ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は3日続伸、もち合い上放れには更なる材料必要? 日経平均は3日続伸。65.80円高の21574.83円(出来高概算6億6000万株)で前場の取引を終えている。 週明け1日の米株式市場でNYダウは329ドル高と3日続伸し、およそ半年ぶりの高値で取引を終えた。世界経済の減速懸念が和らぎ、アジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを引き継いで買いが先行。この日発表された3月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数も市場予想を上回る内容だった。また米中貿易協議の進展に楽観的な見方が広がったことも相場を後押しした。本日の日経平均は米株高を好感して235円高からスタート。ただ前日までの2日間で計475円上昇していただけに、上値では利益確定の売りが出て、寄り付きを高値に伸び悩む展開となった。東証株価指数(TOPIX)は一時マイナス転換。東証1部の値上がり銘柄は全体の4割ほどにとどまっている。 個別では、前日に続き東エレク<8035>、SUMCO<3436>、アドバンテス<6857>といった半導体関連株や、ファナック<6954>、安川電<6506>といった設備投資関連株の上げが目立つ。半導体関連株は米SOX指数の上昇を引き継ぐ格好となった。米長期金利の上昇を受け、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株も堅調。その他売買代金上位では、任天堂<7974>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>などが小じっかり。またJDI<6740>が大幅続伸し、双信電機<6938>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ZOZO<3092>などは軟調。楽天<4755>は4%超安と大幅続落している。中小型株が値を崩し、ガンホー<3765>は7%超安。また、決算発表のあさひ<3333>やしまむら<8227>もガンホーとともに東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、非鉄金属、機械、銀行業などが上昇率上位。反面、不動産業、電気・ガス業、水産・農林業などが下落率上位だった。商品市況の上昇で関連セクターが買われ、内需・ディフェンシブセクターは売られた。 前日の米株高を追い風に、日経平均は3月22日の寄り付きで付けた高値(21713.26円)を上回ってスタートした。しかし、その後は利益確定の売りが出て伸び悩む展開となっている。21000円台後半は昨年10月以降の累積売買代金が多い価格帯であり、戻り待ちの売りが出やすい。日足チャートでは3月22日と同様に陰線を引く形となっており、この水準での上値の重さが改めて意識されそうだ。足元では米中の経済指標が相次ぎ改善していることで世界経済の減速懸念が和らいでいるが、もち合い上放れには更なる材料が必要ということだろう。 バイオ関連株を中心に中小型株が大きく売られており、マザーズ指数は一時4%近く下落した。特段の弱材料は観測されておらず、直近上場銘柄や材料株の一角が値を飛ばしているため個人投資家の物色意欲が減退した感はないが、買い一辺倒には傾きにくいということか。資金の逃げ足の速さに注意しながら取り組みたいところだ。 ■ドル・円は上げ渋り、日本株の上げ幅縮小で 2日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株の上げ幅縮小でリスク選好的な円売りが縮小し、ドルは安値圏に軟化した。 前週末から中国経済減速の過度な懸念が後退しリスク許容度が高まるなか、前日の米株高を受けた日本株高で円売りが先行。ただ、日経平均株価の上げ幅縮小や米株式先物の軟調地合いで円売りは弱まり、ドルを下押し。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を見込んだ円売りの基調に変わりはない。ただ、時間外取引の米株式先物は弱く、米10年債利回りも失速しており、ドル買いは入りづらいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円29銭から111円46銭、ユーロ・円は124円67銭から124円90銭、ユーロ・ドルは、1.1196ドルから1.1213ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・FUJIジャパン<1449>とメディシノバ<4875>、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・茂木経済再生担当相 「4月15-16日に米国との通商協議の開催を調整」 【経済指標】 ・日・3月マネタリーベース;前年比+3.8%(2月: +4.6%) ・豪・2月住宅建設許可件数;前月比+19.1%(予想:-1.8%、1月:+2.3%←+2.5%) <国内> ・12:35 10年国債入札の結果発表予定 <海外> ・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想) ・15:30 スイス・3月消費者物価指数(前年比予想:+0.6%、2月:+0.6%) 《HH》
関連銘柄 21件
286
9/4 11:30
±0(0%)
時価総額 609百万円
北海道地盤の外壁専門メーカー。外壁材の開発から製造、販売、施工まで行う。住宅関連機器の販売・施工等も。施工実績は6000棟超。自社生産製品等の販売強化で新規顧客の獲得図る。法人向け材料販売の強化に注力。 記:2024/08/09
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3333 東証プライム
1,592
9/4 15:00
+28(1.79%)
時価総額 41,776百万円
大手自転車専門店チェーン。都市近郊で、大型専門店「サイクルスペースあさひ」を全国展開する。中古自転車も扱う。EC事業を拡大。24年2月期は価格改定やEC強化が寄与も、仕入れコストの上昇等が影響した。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3,018
9/4 15:00
-57(-1.85%)
時価総額 275,239百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4875 スタンダード外国株
292
9/4 15:00
+49(20.16%)
時価総額 7,151百万円
米国拠点のバイオベンチャー。日本の製薬会社から導入した新薬候補を臨床開発し、欧米で上市を推進。1件の臨床開発マイルストーンを達成。研究開発及びパテント費の減少等により、23.12期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6740 東証プライム
23
9/4 15:00
-2(-8%)
時価総額 89,249百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6938 東証スタンダード
479
7/16 15:00
+1(0.21%)
時価総額 8,192百万円
電子部品メーカー。大電流ノイズフィルタを業界に先駆けて開発。積層誘電体フィルタ等を手掛ける。23.12期通期はフィルムコンデンサ、ノイズ測定事業が堅調。釜屋電機がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/07
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8227 東証プライム
7,765
9/4 15:00
-63(-0.8%)
時価総額 573,267百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17