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後場に注目すべき3つのポイント~海外株や為替睨みで振れるがなおこう着

2019/3/19 12:44 FISCO
*12:44JST 後場に注目すべき3つのポイント~海外株や為替睨みで振れるがなおこう着 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶり反落、海外株や為替睨みで振れるがなおこう着 ・ドル・円は弱含み、日本と中国の株安で円高進行 ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は3日ぶり反落、海外株や為替睨みで振れるがなおこう着 日経平均は3日ぶり反落。56.12円安の21528.38円(出来高概算5億6000万株)で前場の取引を終えている。 週明け18日の米株式市場でNYダウは65ドル高と4日続伸。翌日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利上げ凍結の見方が一段と強まるとの思惑から買いが入った。 一方、為替市場ではドルの上値が重く、1ドル=111円台前半と円高に振れており、本日の日経平均は26円安からスタートすると、朝方には21425.79円(158.71円安)まで下落する場面があった。その後押し目買いが入って下げ渋り、中国・上海株が小高く始まったことも支援材料となって一時プラスに転じたが、一段の上値を追う動きは限られた。東証1部の値下がり銘柄は全体の7割強となっている。 個別では、ZOZO<3092>が10%超の下落となり、東証1部で売買代金、下落率ともトップ。一部証券会社のレーティング引き下げが観測されており、手仕舞い売りがかさんだようだ。任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、東エレク<8035>もさえない。また、業績下方修正を発表したメガチップス<6875>、決算がネガティブ視されたツルハHD<3391>、レーティング引き下げ観測のエン・ジャパン<4849>などが急落し、ZOZOとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>やメガバンク株は小じっかり。ドイツ銀行の経営統合交渉を受けて欧米の金融株が買われ、東京市場にもこうした流れが波及したようだ。日立<6501>は3%高と上げが目立つ。また、JDI<6740>は投資ファンドによる株式保有目的変更を受けて思惑買いが入り、東証1部上昇率トップとなった。セクターでは、小売業、電気・ガス業、精密機器などが下落率上位。反面、保険業、パルプ・紙、その他金融業などが上昇率上位だった。 日経平均は日中、海外株や為替の動向睨みで上下に振らされるものの、結局は21500円近辺でこう着といった構図が続いている。21500円を上回る水準では世界経済や企業業績の先行きを警戒した機関投資家、また保有株の縮減に動く金融機関などの売りが出る一方、日足チャート上の25日移動平均線レベル(21400円付近)では3月期末の配当権利取りや配当再投資の思惑からの買いが入っているものとみられる。本日から開催される米FOMCの内容を見極めたいなどとの思惑も加わり、後場の日経平均はマイナス圏でややこう着感を強める可能性がある。 新興市場はマザーズ指数が反落、日経ジャスダック平均が小幅ながら3日続伸とまちまち。やはり買い一方向には傾きづらく、バイオ株の一角に利益確定売りが出てマザーズ指数を下押ししているが、窪田製薬HD<4596>などが値を飛ばしており、個人投資家の物色意欲は根強いようだ。ミンカブ<4436>やコプロHD<7059>といった新規上場銘柄も商い活発。値動きの軽さから、個人投資家の中小型株選好がまだまだ続きそうだ。 ■ドル・円は弱含み、日本と中国の株安で円高進行 19日午前の東京市場でドル・円は弱含み。ドルは押し目買いが観測されるが、日本株や中国株の下落を受け円買いが進み、111円10銭台に軟化した。 ドル・円は、111円半ばで寄り付いた後、日経平均株価が弱含むと円高方向に振れる展開となった。また、上海総合指数など中国株が下げに転じると円買いが強まり、ドルは正午にかけて111円10銭台に値を下げる場面もあった。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、目先の日本株安の継続を警戒した円買いに振れやすい。一方で、時間外取引の米ダウ先物など米株式先物がプラス圏を維持しており、ドルの下げを抑えているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円16銭から111円45銭、ユーロ・円は126円10銭から126円37銭、ユーロ・ドルは1.1334ドルから1.1342ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・シルバーエッグ・テクノロジー<3961>、Mマート<4380>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・豪準備銀議事要旨 「経済見通しについて著しい不確実性がみられる」 「金利のシナリオは以前よりも均衡している」 「短期的に政策金利を変更する強い根拠はない」 「金利はある時点で引き上げか引き下げとなるのが妥当」 <国内> ・12:35 20年債入札結果 ・16:50 2019年地価公示 <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC)(20日まで) 《HH》
関連銘柄 17件
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3391 東証プライム
8,841
9/4 15:00
-82(-0.92%)
時価総額 437,205百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
769
9/4 14:59
-24(-3.03%)
時価総額 2,282百万円
AIを用いたマーケティングサービスを手掛ける。パーソナライズ・レコメンドツール「アイジェント・レコメンダー」等の提供を行う。取引実績は累計500社超。AI技術を軸に、既存事業の進化などに取り組む。 記:2024/07/01
4380 東証グロース
1,075
9/4 14:45
-20(-1.83%)
時価総額 5,258百万円
業務用食材と機器のマーケットプレイス運営会社。業務用食材や業務用厨房機器、業務用機械、備品等のBtoBサイトを運営。出店社数、出品社数はともに増加。Mマート市場は売上が順調増。24.1期通期は業績堅調。 記:2024/04/15
862
9/4 15:00
-44(-4.86%)
時価総額 12,869百万円
「みんかぶ」や「株探」など投資家向け情報サイトの運営などを行う。ライブドアなどを傘下に収める。日本経済新聞社と資本業務提携。生成AIの活用を本格化。デジタル金融サービス「ライブドアバンク」を開始。 記:2024/04/29
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
67
9/4 15:00
-2(-2.9%)
時価総額 3,437百万円
眼科領域特化のバイオベンチャー。エミクススタト塩酸塩がコア開発品。ウェアラブル近視デバイス「クボタグラス」等も。クボタグラスは増収。エミクススタト塩酸塩等の研究開発費用は減少。23.12期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4849 東証プライム
2,469
9/4 15:00
-80(-3.14%)
時価総額 122,749百万円
大手求人情報サイト運営会社。「エン転職」や「エンミドルの転職」、「エンバイト」等を運営する。人材紹介や採用支援等のサイトも手掛ける。今期3Q累計は堅調な国内が海外をカバーも、人件費や広告宣伝費が増加した。 記:2024/04/16
6501 東証プライム
3,360
9/4 15:00
-239(-6.64%)
時価総額 15,578,872百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6740 東証プライム
23
9/4 15:00
-2(-8%)
時価総額 89,249百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6875 東証プライム
4,920
9/4 15:00
-160(-3.15%)
時価総額 108,083百万円
ファブレスLSIメーカー。アミューズメント事業が主力。ASIC事業、通信事業も展開。任天堂などが主要取引先。新規の通信事業に経営資源投下。ASIC事業では画像処理・FA機器向けなどで製品開発進める。 記:2024/06/29
1,534
9/4 15:00
-106(-6.46%)
時価総額 30,680百万円
建設・プラント業界向け技術者派遣・紹介サービスが柱。製造業向け機械設計開発技術者派遣・請負も。24.3期3Q累計は建設業界の人手不足を背景に需要旺盛。技術者の積極採用に伴う人件費増こなして大幅増収増益に。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17