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前場に注目すべき3つのポイント~ギャップアップも2万円処では強弱感が対立

2019/1/7 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~ギャップアップも2万円処では強弱感が対立 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ギャップアップも2万円処では強弱感が対立 ■前場の注目材料:ユニファミマ、19/2期純利益予想を上方修正 ■三井不、建設資材を自動搬送、大林組と実証 ■ギャップアップも2万円処では強弱感が対立 7日の日本株市場は、先週末の米国株高の流れを受けて買い優勢の展開になろう。4日の米国市場ではNYダウが746ドル高と大幅に上昇。12月雇用統計で非農業雇用者数が予想を上振れ、平均時給の伸びが加速した。米中貿易協議再開の決定や、パウエルFRB議長が金融政策の調整余地について言及したことが好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比610円高の20090円と2万円を回復しており、これにサヤ寄せする格好からギャップアップでのスタートとなろう。 ただし、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性がありそうだ。米中両国は北京で7日から貿易問題を巡る次官級協議を開く。協議進展への期待が高まる一方で、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところである。また、業績下方修正を発表して急落したアップルが買い戻されているが、米国で決算が今後本格化することで、同様に中国に依存する米企業は、逆風に直面する可能性が高いとの見方もされている。下方修正が相次ぐようだと、景気減速懸念がより高まることになることも考えられよう。 そのため、日経平均の2万円処では強弱感が対立しやすいところでもある。指数インパクトの大きい値がさの一角やアップルの下方修正を受けたハイテク株安から波乱含みの大発会となったが、これら銘柄については一先ずギャップアップから全面高商状が意識される。ただし、買い一巡後は次第に外部環境の影響を受け難い中小型株に資金が向かいやすい需給状況になりそうだ。 マザーズ指数は大発会に上昇に転じていたこともあり、個人主体の物色意欲は強そうである。大発会ではバイオ株が上昇をけん引していたが、リスク選好的な物色に向かう可能性があり、物色範囲に広がりがみられそうである。日経平均が買い一巡後にこう着感を強めたとしても、2万円処での底堅さが意識される局面においては、センチメントを明るくさせよう。もっとも、乱高下の相場展開の中であり、資金の逃げ足は速そうである。 ■ユニファミマ、19/2期純利益予想を上方修正 ユニファミマ<8028>は4日、2019年2月期業績予想の修正を発表。純利益を従来の400億円から440億円に上方修正した。ただし、市場コンセンサス(442億円程度)には届かず、サプライズはなし。子会社株式の譲渡に伴う繰延税金資産の計上を行い、法人税等調整額に225億円を計上した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(23433.16、+746.94) ・ナスダック総合指数は上昇(6738.86、+275.35) ・シカゴ日経225先物は上昇(20090、大阪比+610) ・1ドル108円60-70銭 ・SOX指数は上昇(1143.96、+47.93) ・VIX指数は低下(21.38、-4.07) ・米原油先物は上昇(47.96、+0.87) ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・三井不<8801>建設資材を自動搬送、大林組<1802>と実証 ・ISID<4812>MDIに出資、個人データ銀行市場、競争優位性高める ・クラレ<3405>活性炭増産検討、環境規制で需要増、炭素材、中核事業に育成 ・ダイドーグループHD<2590>希少疾病向け医薬品供給、完全子会社設立 ・コンビニATMで口座開設 セブン銀行<8410> 顔認証で本人確認 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月マネタリーベース(前年比+5.8%、11月:+6.1%) <海外> ・09:30 豪・11月貿易収支(予想:+21.00億豪ドル、10月:+23.16億豪ドル) 《SF》
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1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
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3405 東証プライム
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4812 東証プライム
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2,287
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8410 東証プライム
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8801 東証プライム
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-81(-5.18%)
時価総額 4,166,765百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30