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後場に注目すべき3つのポイント~FOMC前に世界経済の減速懸念強く

2018/12/18 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~FOMC前に世界経済の減速懸念強く 18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反落、FOMC前に世界経済の減速懸念強く ・ドル・円は安値もみ合い、ドル売り地合いが継続 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は大幅反落、FOMC前に世界経済の減速懸念強く 日経平均は大幅反落。264.22円安の21242.66円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。 週明け17日の米株式市場でNYダウは507ドル安と大幅続落。世界経済の減速懸念が根強く、12月NY連銀製造業景況指数やNAHB住宅市場指数も低調だった。また、18日から19日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高調整の売りが出たようだ。円相場は1ドル=112円台後半に上昇しており、本日の日経平均はこうした流れを嫌気して231円安からスタートすると、朝方には一時21107.13円(399.75円安)まで下落した。ただ、その後は中国の習近平国家主席による改革開放40周年記念式典での演説を控え、景気刺激策への期待から下げ渋る場面もあった。東証1部の値下がり銘柄は全体の87%に上った。 個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般軟調。トヨタ自<7203>は小安い。格付け会社による発行体格付け引き下げが嫌気された武田薬<4502>は6%超安。買収する同業シャイアーの株価下落も売り材料となったようだ。また、今期業績見通しの弱さがネガティブ視されたパーク24<4666>、親会社のGMO<9449>による保有株の一部売却が発表されたGMOPG<3769>がCMK<6958>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、大東建<1878>が2%超高となり、ファナック<6954>、昭電工<4004>、日産自<7201>もしっかり。大東建は新たに発表した自社株買いなどの株主還元策が好感された。また、業績予想の上方修正や増配等を発表したビーロット<3452>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、その他製品、医薬品などが下落率上位で、その他も全般軟調。鉄鋼のみ上昇した。 前日の米株安に大きく振らされて始まった本日の日経平均だが、中国の政策期待が支援材料となって節目の21000円割れは回避した。なお、昨晩のシカゴ日経225先物は20910円まで下落する場面があった(円建て)。習主席の演説が期待どおりの内容なら短期的に戻りを試す場面も出てきそうだが、市場では本日からのFOMCにおける景気認識や利上げ見通しを見極めたいなどとの思惑が強く、上値追いの動きは期待しづらいだろう。米欧中で経済指標が弱含みとなっているだけに、警戒感が先行しやすいと考えられる。 新興市場ではマザーズ指数が大幅に3日続落し、およそ1ヵ月半ぶりに900ptを割り込んだ。中小型株の軟調ぶりが鮮明となっており、個人投資家のマインドや需給悪化が懸念される。このところIPO(新規株式公開)銘柄も初値が伸び悩んでいる。明日は過去最大級のIPOとして注目されるソフトバンク<9434>の上場が控えているが、投資家心理の改善につながるかは慎重に見極める必要がありそうだ。 ■ドル・円は安値もみ合い、ドル売り地合いが継続 18日午前の東京市場でドル・円は安値もみ合い。日本株安を受けた円買いのほか、前日海外市場のドル売り地合いが続いた。 ドル・円は、前日海外市場で予想外にドル売り基調が強まり、112円台に水準を切り下げた。米経済指標が低調となり、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース鈍化に思惑が広がった。その流れは本日アジア市場に受け継がれているもよう。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、足元は日本株安継続への警戒感から円買いに振れやすい地合いのようだ。ただ、欧米株式先物はプラス圏で推移し、今晩の株価反発を期待したドル買い・円売りも観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円65銭から112円87銭、ユーロ・円は127円82銭から128円14銭、ユーロ・ドルは1.1344ドルから1.1360ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・フリークアウト・ホールディングス<6094>やフジタコーポレーション<3370>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・豪準備銀議事要旨 「短期的に政策金利変更の根拠はない」 「次の金融政策の変更は恐らく利上げ」 「金利の据え置きは安定と信頼の源との認識で一致」 「所得の低迷と高い負債率、住宅価格の下落がリスク」 「最近の原油価格の下落は、インフレの低下につながる」 「貿易摩擦の高まりは一部の国の成長に足かせ」 <国内> ・20年国債入札 <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC、19日まで) 《HH》
関連銘柄 18件
1878 東証プライム
17,530
9/4 15:00
-530(-2.93%)
時価総額 1,208,150百万円
建物賃貸国内最大手。賃貸住宅管理戸数、賃貸仲介件数などで業界トップ。一括借上の賃貸経営受託システムが強み。投資マンションの販売等も。中計では27.3期売上高2兆円目標。不動産開発事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09
3370 東証スタンダード
250
9/4 14:35
-1(-0.4%)
時価総額 750百万円
北海道の外食フランチャイジー。運営ブランドはミスタードーナツやモスバーガーなど。製造・卸売、農畜産なども。外食需要の改善や値上げ効果等により、24.3期3Q累計は業績堅調。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
3452 東証スタンダード
969
9/4 15:00
-32(-3.2%)
時価総額 19,411百万円
不動産投資開発事業が主力の総合不動産会社。不動産コンサルティング事業、不動産マネジメント事業も展開。富裕層がメイン顧客。高い専門性、ネットワーク等が強み。中計では26.12期経常利益55.8億円目標。 記:2024/08/23
9,065
9/4 15:00
-100(-1.09%)
時価総額 693,998百万円
決済代行サービス、金融機関や事業者向けBaaS支援等の決済代行事業が柱。早期入金サービス等の金融関連事業等も。GMOグループ。25%の営業利益成長を重視。大型案件の収益化やプロダクトの拡張強化等に注力。 記:2024/05/08
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4666 東証プライム
1,733
9/4 15:00
-30(-1.7%)
時価総額 296,426百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
729
9/4 15:00
-31(-4.08%)
時価総額 13,139百万円
モバイルマーケティングプラットフォーム「Red」等の提供を行う広告事業が主力。投資事業等も。UUUMなどを傘下に収める。広告事業ではプレミアム媒体対象の広告プラットフォーム「Scarlet」が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6958 東証プライム
418
9/4 15:00
-24(-5.43%)
時価総額 26,367百万円
プリント配線板専業メーカー。車載向けビルドアップ配線板で世界トップシェア。車載用売上高比率が高い。デンソーなどが主要取引先。配当性向30%程度目安。パワートレイン・走行安全系を注力分野に位置付け。 記:2024/06/29
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
2,518.5
9/4 15:00
-65(-2.52%)
時価総額 278,808百万円
クラウド・ホスティング、決済関連サービス等のインターネットインフラ事業が主力。インターネット金融事業、インターネット広告・メディア事業等も。総還元性向50%目標。電子印鑑の契約社数は増加傾向続く。 記:2024/09/01
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17