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個人投資家・株大臣福ちゃん:2018年春最新版・仮想通貨関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2018/5/11 10:36 FISCO
*10:36JST 個人投資家・株大臣福ちゃん:2018年春最新版・仮想通貨関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年5月10日9時に執筆 仮想通貨ビジネスへの注目度が高まっている。状況はそれぞれだが、すでにメルカリやLINE<3938>、SBI<8473>、ヤフー<4689>、マネックスG<8698>などが仮想通貨に関する事業への動きを見せており、今後も新たな参入企業が出てくる可能性がある。サイバーエージェント<4751>に関しては、取引所事業を断念したものの、独自通貨発行へ動いているなど、仮想通貨ビジネスへの関心は変わらないようだ。こういった企業の直接の銘柄はもちろん、関連銘柄へも物色対象が広がることが期待される。 〇仮想通貨ビジネス参入を発表する企業が多数 仮想通貨投資に対しては、昨年にビットコインをはじめとする多数の仮想通貨価格が急騰したことから関心を抱く投資家が増加した。金融系企業を中心に投資家の取引需要を取り込もうと仮想通貨ビジネスなどへ参入する動きが強まってきている。また、コインチェックからの仮想通貨流出事件を受けて金融庁が仮想通貨取引所の検査を進めていることもあり、セキュリティ面や企業運営がしっかりとしている可能性が強い知名度の高い企業が仮想通貨ビジネスに参入するチャンスと言える。 〇取引機会の拡大で仮想通貨投資が活発化する可能性 従来はコインチェックやビットフライヤー、ザイフなど、仮想通貨投資が普及し始めるまでは見聞きしたことのある人が少ない企業が仮想通貨取引所の中心だった。しかし、LINE、メルカリといった、投資に必ずしも関心を持たない若者世代にとっても身近な企業が仮想通貨ビジネスに参入することになれば、仮想通貨投資家層が広がることが期待される。また、SBIやマネックスといったネット証券が参入することで、個人投資家の資金を仮想通貨投資に取り込むチャンスも拡大する。仮想通貨取引の増加によって恩恵を受けられる銘柄を中心に資金流入を見込みやすい。また、今後仮想通貨ビジネスへの参入が期待される消費者に身近な銘柄にも期待先行の買いが入る可能性がある。 ○仮想通貨関連銘柄 <3807>フィスコ 身近な企業で仮想通貨取引が可能になることで新たに投資に関心を持つ層が増えれば、情報へのニーズが高まる可能性がある。仮想通貨がらみの情報提供が新たな収益源となることも期待される。 <8355>静岡銀行 コインチェック買収に取り組むマネックスの筆頭株主だ。マネックスがコインチェック買収により仮想通貨ビジネスでの利益確保を進めやすくなると判断されれば、大株主の静岡銀行に物色対象が広がる可能性がある。 <3688>VOYAGE 仮想通貨投資家が増加すれば、ポイントサイト経由で仮想通貨投資を始める層も増えることが期待される。投資に関心の薄い主婦層などの利用も少なくないと考えられ、金融系企業との協力で仮想通貨ビジネスに力を入れる可能性も否定できないと見ている。 <8703>カブドットコム証券 インターネット証券の中でも手数料の安さで知られる。ただ、PTSへの接続や手数料の引き下げなどの競争が激化しており、新たな投資家を取り込むうえで仮想通貨ビジネスへの動きを見せる可能性もあるだろう。仮想通貨ビジネスでも低手数料で投資家を囲い込めるとなれば業績上昇にも期待できる。 <8604>野村ホールディングス 仮想通貨ビジネスへの参入銘柄はインターネット証券が多い。多数の店舗を有する大手証券として野村も仮想通貨ビジネスへの関心を高めれば、若年層への訴求力が高まることが期待される。 <8267>イオン 決済手段として仮想通貨が普及すれば、小売店は現金取引にかかるコストを削減できる。大手小売企業として仮想通貨決済の普及を後押しすべく、関心を高めることがあり得る。 <4755>楽天 高還元のポイントサービスが魅力であり、楽天証券では楽天ポイントを利用した投資も可能となっている。さらに経済圏を強化すべく携帯電話ビジネスへの参入を発表しており、今後もさらなる取り組みとして楽天ポイントでの仮想通貨投資などが開始される可能性がある。 〇福ちゃん的まとめ 仮想通貨ビジネスへの参入を発表する企業が続出している。巨額の仮想通貨流出問題で苦しむコインチェックの買収を受けて注目度はさらに高まったといえるだろう。日本では依然として資産が現預金として保有される割合が高く、貯蓄から投資への流れはスムーズに進んでいない。決済手段としての普及にも期待できる仮想通貨の取引が容易になれば、投資目的で仮想通貨を保有する層も増えると考えられる。投資への関心が高まることで恩恵を受けられる証券銘柄や銀行銘柄などにも要注目だ。また、仮想通貨ビジネスへの新規参入を発表している銘柄の大株主銘柄なども物色対象となる可能性がある。有望な関連銘柄には先回りして買いを入れておきたい。 このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。 ---- 執筆者名:株大臣福ちゃん ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議 《FA》
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VOYAGE GROUP、サイバー・コミュニケーションズの経営統合で誕生。電通グループの連結子会社。デジタルマーケティング事業が主力。ポイントサイト「ECナビ」の運営等も。電通グループとの協業推進。 記:2024/08/29
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時価総額 3,535百万円
独立系金融情報配信会社。法人向けリアルタイムサービス、スポンサー型アナリストレポート等を手掛ける情報サービス事業が主力。暗号資産・ブロックチェーン事業等も。高付加価値サービスなどで案件単価の向上図る。 記:2024/08/02
3938 東証1部
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12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4689 東証プライム
399.1
9/4 15:00
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時価総額 3,045,596百万円
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4751 東証プライム
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インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
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国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
8267 東証プライム
3,719
9/4 15:00
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時価総額 3,242,689百万円
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8355 東証プライム
889
9/28 15:00
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時価総額 529,070百万円
静岡県地盤の地銀。地銀として首位級の規模を有す。持分法会社にマネックスグループ。23.3期は利益反発・連続増配を計画。4月に名古屋銀行と包括業務提携し、相互に株式を取得へ。10月に持株会社体制に移行予定。 記:2022/05/15
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国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
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コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
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-1(-0.18%)
時価総額 188,674百万円
三菱UFJ証券HDの連結子会社。ネット証券唯一の完全システム内製化と唯一のメガバンクグループ。KDDIによるTOB成立。19年8月29日付けで上場廃止予定。受入手数料は減少。19.3期通期は業績伸び悩む。 記:2019/07/09