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*08:18JST 【中国から探る日本株】アリババがブライダル産業に参入、規模1兆元超え予想の有望市場 中国の電子商取引最大手、アリババ・グループ・ホールディングは11日、ブライダル産業への参入を発表した。中国の新婚カップルの定番となっている「ウェディングフォト」について、専用のB2Cプラットホームを立ち上げた。ブライダル市場は向こう10年内に1兆元（約16兆6000億円）を超える規模に成長するとの見方もあり、ビジネスチャンスは大きいと指摘されている。 アリババが立ち上げたサイトは「婚伴（hunban.taobao.com）」といい、オンライン上でウェディングフォトのサービス予約・購入を行えるというもの。実際のサービスは国内5都市（北京、杭州、三亜、青島、麗江）で展開するほか、海外旅行と写真撮影のパッケージ販売も行っている。 地元メディアによれば、中国では現在、年間で約800万組が結婚している。1組当たりのウェディング支出を10万元（約166万円）とした場合、市場規模は8000億元に達する計算だ。ベビーブーム世代の1980-90年代生まれが結婚適齢期を迎えていることや、物価水準の上昇に伴い、市場規模はさらに膨らむとみられている。 《NT》