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*08:13JST 【中国の視点】トヨタ：中国で中小型車生産を加速、若年層の需要増に対応 トヨタ<7203>の中国合弁、広汽トヨタ汽車はこのほど、計画していた第3工場がすでに着工しており、来年に完工する予定を明らかにした。同工場が稼動した後、同社の生産能力は年60万台まで拡大するという。 広汽トヨタは、2014年の販売目標を40万台に設定し、2015年は50万台に引き上げる方針を示した。また、中小型車のシェアについて、15年までに全体の40％に拡大させる計画も明らかにした。中小型車に対する若年層の需要増が背景にある。 また、環境意識の高まりに伴い、これまで大型スポーツタイプ多目的車（SUV）の「ハイランダー」や中型セダン「カムリ」など大中型車の愛好者による小型車への乗り換えに備えるため、新工場は主に中小型車を生産する方針も明らかにされた。 先月末に発売された新型ハイブリッド車レビンの価格は、10万7800元-15万9800元（約178万-264万円）に設定された。レビンは主に若年層をターゲットにしているため、イメージキャラクターに若年層に人気の高い中国人女優スー・チー氏とオーストラリア出身の俳優ヒュー・ジャックマン氏が起用された。 《ZN》