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買い一巡後はギリシャ警戒から中小型株にシフトか

2015/6/19 8:48 FISCO
*08:52JST 買い一巡後はギリシャ警戒から中小型株にシフトか  19日の東京市場は、自律反発の展開が見込まれる。18日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに慎重な姿勢でのぞむ方針を示したことが引き続き好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。ナスダックは史上最高値を更新した。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は、大阪比160円高の20120円と2万円を回復。これにさや寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行することになろう。  また、大阪225先物はナイトセッションで一時19870円まで下げていたが、日経平均の13週線レベルであり、いったんは底打ちが意識される水準である。しかし、自律反発の域は脱せないと考えられ、買い一巡後はこう着感の強い相場展開とみておきたい。  想定内ではあるが、ユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援協議は物別れとなった。22日にユーロ圏首脳会議を開いて対応を協議することになり、ギリシャが債務不履行に陥るのではないかという懸念から、オーバーウィークのポジションは取りづらいと考えられる。日銀の金融政策決定会合でのサプライズは、期待しづらいところであろう。  そのため、シカゴ先物にさや寄せする格好から、インデックスに絡んだ買いで上昇した後は、次第に個人主体による低位材料株や中小型株などでの短期的な物色に向かいやすい。 《AK》