マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/17 18:54:28
17,699,698
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

低ROE銘柄に思惑的な買いが向かうか

2015/4/15 8:17 FISCO
*08:18JST 低ROE銘柄に思惑的な買いが向かうか  15日の東京市場は引き続き底堅い相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、原油高が追い風となったほか、金融大手JPモルガン・チェースの予想上回る決算も材料視されたが、引け後にインテルの決算を控え、半導体関連は冴えない展開に。NYダウは上昇する一方で、ナスダックは下落している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの19910円だった。円相場は1ドル119円40銭辺りと、前日からやや円高に振れて推移している。  半導体大手の米インテルが取引終了後に発表した1-3月期(第1四半期)決算は3%の増益となった。2015年12月期については、売上高が前年(559億ドル)並みになる見通しとしたが、市場コンセンサスは上回った。この発表を受けて、インテルの株価は時間外で上昇に転じている。JPモルガンやインテル決算の流れを受けて、東京市場はやや買い優勢の展開が意識される。  日経平均は先週末の2万円回復でいったんは利益確定の流れが優勢となっているが、足元での底堅さが目立つなか、押し目買い意欲は根強いだろう。14日の動きをみても、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>といった指数インパクトの大きい銘柄の下落が重石だったが、東証1部の値上がり数は6割を超える状況だった。中小型株の強い値動きも目立っているため、地合いの悪さは感じられていない。  物色の流れとしては日柄調整が意識されるなか、目先は新興市場などを中心とした中小型株や低位材料株での物色が続きそうだ。また、日本生命保険は投資先企業の議決権行使に関する新しい基準をつくったと報じられている。継続的に自己資本利益率(ROE)が5%を下回る場合、課題企業と位置づけて議案を厳しく精査すると伝えており、ROEが5%を下回っている保有企業に対して、思惑的な買いが向かいやすいと考えられる。 《AK》
関連銘柄 3件
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10