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日銀会合の結果待ちだが、いずれにせよ買いが向かうか

2015/4/8 8:39 FISCO
*08:39JST 日銀会合の結果待ちだが、いずれにせよ買いが向かうか  8日の東京市場は堅調な展開が見込まれる。7日の米国市場では早期利上げ観測が後退するなか、原油価格の上昇などもあって買いが先行した。ただ、大引けにかけては小幅ながら下げに転じている。一方で、シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の19780円だった。日経平均はこれにさや寄せする格好から、3月23日につけた年初来高値19778.60円を捉えてくることになろう。  買い一巡後は日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性はある。また、欧州の休場明けによって海外勢による戻り売り圧力も警戒されるところ。高値更新によって利益確定の売りも出やすいと考えられる。  ただし、利益確定等を進める一方で高値警戒感から買いポジションはそれ程膨らんでおらず、買い余力はあると考えられる。また、4月3日に1050億円超を集めて設定された野村の「日本企業価値向上ファンド」だが、6日時点の純資産残高は1352億円超と、一日で約300億円も増えている。個人の投資意欲の強さが表れており、先高期待は根強い。  日銀の金融政策決定会合では現状維持がコンセンサスである。とはいえ、先日の3月の短観で業況判断指数(DI)がコンセンサスを下回ったこともあり、市場反応としては追加の緩和期待への思惑が高まりやすい。そのため、現状維持となれば利益確定につながりやすい。ただし、投資意欲の強さから、押し目待ちの買いが意識されそう。追加緩和のサプライズともなれば、一気に買いが集中する可能性がありそうだ。  日経平均は3月31日の大陰線を吸収したことにより、需給懸念は払拭。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)への思惑なども高まりやすく、先高感が強い。目先のターゲット3月23日高値の19778円はあっさりクリアしてくると、ボリンジャーバンドの+2σが位置する19935円辺りとなり、2万円大台が再び意識されてきている。 《AK》