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日経平均は直近戻り高値水準での攻防へ

2014/7/17 7:54 FISCO
*07:54JST 日経平均は直近戻り高値水準での攻防へ  17日の東京市場は、小動きながらも堅調な相場展開が期待される。16日の米国市場ではインテルの決算が好感されて買いが先行。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の下院での議会証言を通過し、アク抜けの動きにつながった面もある。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の15440円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まろう。円相場は1ドル101円65銭辺りでの推移。  インテルの決算については織り込み済みであり、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はある。ただ、インテルの決算を受けてPC需要への楽観的な見方が広がっており、マイクロソフトやヒューレット・パッカードなどの決算にも期待が広がっている。東京市場についてもハイテクセクターの底堅い値動きが、相場の先高期待につながりそうである。  日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せすることにより、直近戻り高値水準での攻防。テクニカル面ではボリンジャーバンドの+1σを突破し、+2σとのレンジ(15400-15500円)に移行することになる。パラボリックのSAR値は15420円辺りまで下がってきていたこともあり、これを突破することで陽転シグナルが発生する可能性がある。シグナル好転で買い安心感もありそうだ。  物色の流れとしては、下げの目立っていたソーシャルゲームやバイオ関連などは、短期的なリバウンド狙いの資金が入りやすいだろうが、資金の逃げ足は相当速いとみられる。テーマ株としては燃料電池のほか、原発、首都インフラ、3Dプリンター辺りが材料視されそうである。 《TN》