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物色意欲の強さからリバウンドを意識したスタンス

2014/7/10 7:55 FISCO
*07:55JST 物色意欲の強さからリバウンドを意識したスタンス  10日の東京市場は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場では、アルミ最大手アルコアの決算が好感されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容を受けて、早期利上げへの警戒が後退したことが好感されて上昇。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の15350円だった。円相場は1ドル101円60銭辺りで推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まることになろう。日経平均は9日までの調整で25日線を一時割り込んでおり、支持線として機能する格好から自律反発の流れは意識される。明日にはオプションSQ(特別清算指数算出)を控えていることもあり、先物主導による仕掛け的な売買も意識されそうである。  また、9日の東京市場は東証1部の7割以上の銘柄が下げ、規模別指数では小型株指数の弱さが目立った。マザーズ指数は2%近い下げになるなか、個人主体の中小型株の需給懸念も警戒されやすいところ。  しかし、指数インパクトが大きいソフトバンク<9984>がプラスに転じていたほか、中小型株についてもミクシィ<2121>、菊池製作所<3444>などが切り返しをみせるなど、物色意欲の強さは窺えた。また、ワイヤレスG<9419>などは10%近いきつい下げであったが、これまでの上昇基調の強さから見れば、調整トレンド内での推移であり、押し目狙いのタイミング待ちといったところだろう。  資金の逃げ足は速く、テーマ物色についても一巡感はあるが、物色意欲の強さから良好な需給状況が続いていると考えられ、リバウンドを意識したスタンスになりそうだ。また、ソフトバンクの戻りをみると、売り仕掛けしづらい需給状況とみられ、米モメンタム株下落による中小型株への悪影響も限られそうなムードであろう。 《TN》
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