マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/1 9:02:24
15,426,234
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は続伸、円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性

2016/10/25 12:13 FISCO
*12:13JST 日経平均は続伸、円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性  日経平均は続伸。106.73円高の17341.15円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えている。買い先行で始まると、寄付きを安値に上げ幅を広げており、上げ幅は100円を超えてきている。24日の米国市場はTモバイルUSの好決算のほか、AT&Tとタイムワーナーによる企業の合併・買収(M&A)の動きを好感し、終日堅調な展開となった。  シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の17340円だったほか、円相場は1ドル104円台前半と円安に振れて推移していること等も材料視されている。また、決算が本格化する中、注目されていた日本電産<6594>が予想を上回る4-9月期決算のほか、円高を撥ね退けて通期計画の上方修正を発表したこと好材料視されている。  セクターでは銀行、輸送用機器、保険、ゴム製品、その他金融、証券が上昇。半面、原油相場の下落影響もあってか、鉄鋼、鉱業が冴えない。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株指数の強さが目立っている。なお、きょう上場のJR九州<9142>の初値は売り出し価格(2600円)を500円上回る3100円だった。  JR九州<9142>が好スタートを切った。個人の利食い資金が中小型株にシフトすると見込んでいたが、マザーズ、ジャスダックともにマイナス圏で推移しており、中小型への資金還流は限られているようである。主力企業の決算発表が本格化する中、決算を手掛かりとした大型株物色に向かっているように映る。  決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすいが、安川電<6506>、日本電産<6594>と順調な状況である。また、減益観測が伝えられている富士重<7270>などもプラス圏で推移している。円相場は1ドル104円台半ばとじりじりと円安に振れてきており、円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性が高そうである。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 4件
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
9142 東証プライム
4,020
9/4 15:00
+2(0.05%)
時価総額 632,354百万円
九州最大の鉄道会社。運輸サービスが主力。不動産賃貸業やホテル業、小売業、飲食業、建設業など多角化。不動産・ホテルグループは堅調。ホテルは稼働率上昇。流通・外食グループは収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16