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前場に注目すべき3つのポイント~決算ピーク通過、好決算ながらもイレギュラー的に売られた銘柄などへは再評価の動き~

2022/2/15 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算ピーク通過、好決算ながらもイレギュラー的に売られた銘柄などへは再評価の動き~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算ピーク通過、好決算ながらもイレギュラー的に売られた銘柄などへは再評価の動き ■東京海上、22/3上方修正 経常利益5700億円←4800億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:九州電力、ウズベキスタン参入、仏社などとガス複合火力 ■決算ピーク通過、好決算ながらもイレギュラー的に売られた銘柄などへは再評価の動き 15日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが171ドル安だった。セントルイス連銀のブラード総裁がTVインタビューで、金融引き締め計画を前倒しで実施する必要性を強調したほか、ロシアが近くウクライナ侵攻に踏み切るとの警戒感がくすぶり、売り優勢の相場展開となった。連日の大幅な下げに対する自律反発狙いの動きから下げ渋る場面も見られたが、米政府がキエフのウクライナ大使館の移転計画を明らかにすると、再び売りが強まるなど終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の27055円。円相場は1ドル115円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。ただし、27000円を上回って取引を終えていることもあり、昨日同様、27000円水準での底堅さは意識される可能性はあるだろう。大幅下落に対する自律反発を狙った動きなども見られそうであり、短期的には前日に弱い値動きが目立っていた指数インパクトの大きい値がさ株などへは、いったんリバウンドの動きも意識されやすいと考えられる。もっとも、明確な底入れは見極めづらく、ウクライナ情勢の行方を警戒しつつ、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうだ。 また、VIX指数は32.04まで上昇する場面も見られるなど、ボラティリティの高い状態であることから、積極的にはポジションを傾ける動きは考えづらい。NT倍率は低下傾向を見せていることもあり、リバランスの動きがあったとしても、当面はNT倍率の低下を想定したバリュー株優位の需給状況とみておきたい。そのほか、決算発表は昨日でピークを通過したため、今後は好決算ながらもイレギュラー的に売られた銘柄などへは再評価の動きが出てくる可能性はあるだろう。足元で決算を評価された銘柄についても積極的なトレードは限られていたと見られる。 また、昨日のマザーズ指数は4%を超える下落となった。調整トレンドは継続しているものの、2月8日につけた安値736.54をキープしてくるようだと、短期的にはリバウンドの動きを見せてくる展開も期待されやすいところだ。指数へのインパクトが大きい時価総額上位の銘柄の一角には自律反発を狙った動きも意識されよう。 ■東京海上、22/3上方修正 経常利益5700億円←4800億円、コンセンサス上回る 東京海上<8766>は2022年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を4800億円から5700億円に上方修正した。コンセンサス(5030億円程度)を上回る修正。国内における保険料収入の増加や、自然災害や大口事故の減少、北米拠点のキャピタルゲインの増加も利益を押し上げる。 ■前場の注目材料 ・1ドル115.50-60円 ・SOX指数は上昇(3370.20、+4.95) ・米原油先物は上昇(95.46、+2.36) ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・九州電力<9508>ウズベキスタン参入、仏社などとガス複合火力 ・OSG<6136>小径ドリル2倍増産、愛知・新城の投資前倒し ・キリンHD<2503>ミャンマーの酒類事業から撤退、国軍系と交渉難航 ・三菱重<7011>高砂製作所に水素実証設備、製造から発電まで ・トヨタ<7203>来月2工場3ラインで調整、生産台数見通しは変えず ・住友ゴム<5110>中国・欧州にEVタイヤ、低電費・静粛性強み ・カネミツ<7208>米澤工作所と新会社、EV関連部品生産 ・サイバーダイン<7779>インドネシアで医療機器承認取得 ・NEC<6701>撮影場所を簡単特定、新技術、地上景観と衛星画像照合 ・ソフトバンク<9434>成層圏通信とEVで災害対策実証、HWエレクトロと共同 ・昭和電工<4004>半導体・電材売上高2.4倍、5年2500億円超投資 ・帝人<3401>中国新工場稼働、車用コンポジット製品生産 ・花王<4452>コーセーと使用済みボトル水平リサイクル、協業第1弾 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10-12月期GDP速報値(前期比年率予想:+6.0%、7-9月期:-3.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
2503 東証プライム
2,204.5
9/4 15:00
+19.5(0.89%)
時価総額 2,014,913百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3401 東証プライム
1,329
9/4 15:00
-29(-2.14%)
時価総額 263,081百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
5110 東証プライム
1,459.5
9/4 15:00
-37.5(-2.51%)
時価総額 383,911百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6136 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-30(-1.47%)
時価総額 199,755百万円
世界有数の総合切削工具メーカー。ねじ切り工具(タップ)で世界トップシェア。エンドミルやドリル等も手掛ける。愛知県豊川市に本社。幅広い製品ラインナップが強み。顧客開拓で半導体・5G産業などの販路拡大図る。 記:2024/05/17
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7011 東証プライム
1,778
9/4 15:00
-108(-5.73%)
時価総額 5,998,346百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7208 東証スタンダード
882
9/4 14:45
-4(-0.45%)
時価総額 4,525百万円
自動車部品メーカー。エンジンやトランスミッション等の部品に加え、開発部品や家電部品も製造、販売。日本は好調。プーリ、トランスミッションともに売上増。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
5,436
9/4 15:00
-223(-3.94%)
時価総額 11,089,440百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9508 東証プライム
1,494.5
9/4 15:00
-90.5(-5.71%)
時価総額 708,668百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04