マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/7 11:09:54
15,824,174
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ツイッター決算でやや安心感、日電産はアク抜け期待も

2019/4/24 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ツイッター決算でやや安心感、日電産はアク抜け期待も 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ツイッター決算でやや安心感、日電産はアク抜け期待も ■前場の注目材料:日電産、今期営業利益計画は26%増、コンセンサス下回るが想定内 ■パナソニック、新型EV電池国内生産、テスラ向け、日米2極 ■ツイッター決算でやや安心感、日電産はアク抜け期待も 24日の日本株市場は、ツイッターなど決算評価を背景とした米国市場の上昇の流れを受けて、買い先行の展開となろう。ただし、市場参加者が限られている状況は変わらず、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。23日の米国市場ではNYダウが145ドル高、ナスダックが105Pt高となり、ナスダックとS&P500は最高値を更新している。決算ではツイッターが売上高と1日当たりアクティブユーザー数(DAU)が予想を上振れ、15%を超える急騰をみせた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の22335円。円相場は1ドル111円80銭台で推移している。 本格化する米決算への警戒感がくすぶっているが、一先ずツイッターのほか、ロッキード・マーティン、ユナイテッド・テクノロジーズなど好決算が相次いだことは安心感につながりそうである。また、国内では日本電産<6594>が注目されていたが、2020年3月期の営業利益が前期比26%増の1750億円となる見通しだと発表した。市場コンセンサス(2050億円程度)予想を下回る。ただし、前期の営業利益が前期比17%減の1386億円と従来計画(1450億円)下回っており、これを考慮した場合は、若干下回る程度であるため、アク抜けも意識されよう。 とは言え、上値を買い上がるセンチメントではないであろう。昨日の東証1部の出来高は前日より膨らんではいたが、売買代金は連日で2兆円を下回っており、模様眺めムードが強い相場展開である。決算発表が本格化してくるほか、週末からのゴールデンウイークの10連休が積極的な売買を手控えさせているようである。これまでは外部環境の落ち着きから連休前の買い戻しによる押し上げが意識されていたが、月内受け渡しが通過したことで、週末にかけては買い方のポジション圧縮の動きが神経質にさせてくる可能性もありそうだ。 ただし、連日薄商いの中で短期的な値幅取り狙いの商いが中心。10連休中に対する警戒感から積極的にポジションを取りに行く動きも限られていることから、買い方のポジション圧縮による需給面への影響も限られることも考えられ、全体としては底堅さが意識される相場展開に期待したいところである。 ■日電産、今期営業利益計画は26%増、コンセンサス下回るが想定内 日電産<6594>は23日、2020年3月期の営業利益が前期比26%増の1750億円となる見通しだと発表した。市場コンセンサス(2050億円程度)予想を下回る。ただし、前期の営業利益が前期比17%減の1386億円と従来計画(1450億円)下回っており、これを考慮した場合は、若干下回る程度であり、アク抜けも意識されよう。中国の景気回復動向や英国の欧州連合離脱問題をリスクとみている。為替レートは1ドル105円、1ユーロ125円としている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22259.74、+41.84) ・NYダウは上昇(26656.39、+145.34) ・ナスダック総合指数は上昇(8120.82、+105.56) ・SOX指数は上昇(1574.05、+15.76) ・VIX指数は低下(12.28、-0.14) ・シカゴ日経225先物は上昇(22335、大阪比+95) ・米原油先物は上昇(66.30、+0.75) ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・パナソニック<6752>新型EV電池国内生産、テスラ向け、日米2極 ・シャープ<6753>ヘルスケア撤退、鴻海グループが事業売却、エア・ウォーター<4088>に ・ローム<6963>小信号半導体を買収、パナソニック<6752>から ・CKD<6407>米で空圧機器組み立て、納期短縮、工場再進出探る ・日立<6501>台湾の昇降機へ出資引き上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(25日まで) <海外> ・10:30 豪・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+1.5%、10-12月期:+1.8%) 《SF》
関連銘柄 7件
4088 東証プライム
2,009
9/4 15:00
-45.5(-2.21%)
時価総額 461,578百万円
大手産業ガスメーカー。産業ガスや機能材料の提供等を行うデジタル&インダストリー部門が柱。医療機器や消火設備の提供、冷凍食品や飲料の製造・販売等も。特殊ケミカル供給などエレクトロニクス関連事業の拡大に注力。 記:2024/08/29
6407 東証プライム
2,746
9/4 15:00
-231(-7.76%)
時価総額 186,478百万円
自動機械・FA機器メーカー。空圧機器は国内シェア約3割。流体制御技術に強み。半導体や自動車等が主要顧客。24.3期3Qは自動機械部門が堅調。リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機が売上増。 記:2024/04/09
6501 東証プライム
3,360
9/4 15:00
-239(-6.64%)
時価総額 15,578,872百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6963 東証プライム
1,699
9/4 15:00
-112(-6.18%)
時価総額 699,988百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30