マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/23 1:46:02
17,410,122
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~底堅さ意識も物色は広がり欠く

2019/4/16 12:40 FISCO
*12:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~底堅さ意識も物色は広がり欠く 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日続伸、底堅さ意識も物色は広がり欠く ・ドル・円は下げ渋り、日米通商協議を意識 ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はKDDI<9433> ■日経平均は4日続伸、底堅さ意識も物色は広がり欠く 日経平均は4日続伸。39.11円高の22208.22円(出来高概算5億6000万株)で前場の取引を終えている。 週明け15日の米株式市場でNYダウは27ドル安と反落。2019年1-3月期決算が減収減益となったゴールドマン・サックスなどが売られた。日米の貿易交渉で米側が通貨切り下げを自制する為替条項を要求するのではとの思惑から、為替市場では円相場が1ドル=112円近辺で下げ渋っている。日経平均は前日、およそ4カ月ぶりに節目の22000円台を回復していたため、本日は米国株の反落や円安一服を背景に利益確定売りが先行し、60円安からスタート。朝方プラスに切り返し、一時22261.33円(92.22円高)まで上昇したが、一段と上値を追う動きは鈍く伸び悩む展開となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の3割強、対して値下がり銘柄は6割ほどとなっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>とファーストリテ<9983>がそろって2%近い上昇。携帯電話の通信料金引き下げを発表したNTTドコモ<9437>だが、あく抜け感から4%近く上昇し、ソフトバンク<9434>やKDDI<9433>といった他の通信大手も大きく買われた。なお、ファーストリテとKDDI、ソフトバンクGの3銘柄で日経平均を約98円押し上げた。その他売買代金上位では任天堂<7974>やトヨタ自<7203>が小高く、外資系証券の買い推奨が観測されたソニー<6758>やSUMCO<3436>は堅調。また、決算が好感されたRPA<6572>や東京ベース<3415>が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、キーエンス<6861>、安川電<6506>、ファナック<6954>などがさえない。日本郵政<6178>による株式売出しで売出価格が発表されたかんぽ生命保険<7181>、レーティング引き下げ観測の良品計画<7453>は3%超下落した。セクターでは、情報・通信業、海運業、保険業などが上昇率上位。反面、パルプ・紙、鉱業、石油・石炭製品などが下落率上位だった。 日経平均は前日までの3日間で480円あまり上昇し、心理的節目の22000円を上回った。このため、本日は短期的な達成感や高値警戒感から利益確定の売りが先行する展開が想定されていた。ただ、結果的に朝安後に切り返す展開となり、センチメントの良好さが意識されるだろう。日経平均寄与度の大きいファーストリテやソフトバンクGが引き続き強い値動きとなっており、一部証券会社の買い推奨を受けて海運株や電機株の一角も堅調に推移。また前日は2月期決算発表の最終盤であり、RPAなど好業績の中小型株が個人投資家からの人気を集めている。 一方、米ゴールドマンの下落などからメガバンク株が小反落しているほか、日米貿易交渉が始まり自動車株も上値が重い。東証株価指数(TOPIX)はマイナスで前場を折り返し、東証1部銘柄のおよそ6割が値下がりするなど、物色に広がりは見られない。後場の日経平均は小高い水準でややこう着感を強めそうだ。 ■ドル・円は下げ渋り、日米通商協議を意識 16日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日本株高継続でリスク選好的な円売りが出やすいものの、日米通商協議への意識で円売りは後退した。 ドル・円は、日本株高を背景とした円売りで112円台に上昇する場面もあった。ただ、日米通商協議で為替条項が盛り込まれるとの観測から円売りは後退。また、ドル買い要因も乏しく、ドルは112円を下回る水準で推移した。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続を見込んだ円売りに振れやすい地合いは続くだろう。ただ、欧米株式先物も堅調地合いが続いても、今晩の株高を見込んだ買いは限定的とみる。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円88銭から112円05銭、ユーロ・円は126円37銭から126円65銭、ユーロ・ドルは1.1292ドルから1.1307ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・RPAホールディングス<6572>、ベルグアース<1383>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はKDDI<9433> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ローゼングレン米ボストン連銀総裁 「低い実質金利と低インフレは金融政策の余地を制限させる」 「インフレ率は予想をやや下回っている」 ・豪準備銀定例会合・議事要旨 「短期的に政策金利を変更する強い根拠はない」 「インフレが低水準を維持し、失業率が上がれば利下げは適切」 ・黒田日銀総裁 「物価2%に向けたtモメンタムは維持され、目標に向け上昇率を高める」 「物価2%目標に達する時間はかなり長くかかる。現在の大幅緩和を粘り強く継続」 <国内> ・13:30 2月第3次産業活動指数(前月比予想:-0.2%、1月:+0.4%) <海外> ・日米通商交渉(最終日、ワシントン) 《HH》
関連銘柄 18件
1383 東証スタンダード
3,135
9/4 14:07
-5(-0.16%)
時価総額 4,536百万円
野菜の接ぎ木苗を生産・販売。トマトやキュウリなどの果菜類に強み。農業・園芸用タネ資材の販売も。主力の野菜苗は堅調。肥料・資材販売も伸びる。人件費などは重し。中計は28.10期に営業益2.8億円を目指す。 記:2024/09/02
3415 東証プライム
244
9/4 15:00
-14(-5.43%)
時価総額 11,833百万円
国内ブランドに特化のセレクトショップを展開。海外は中国を開拓。25.1期は既存実店舗の増収を想定。中国の不採算店閉鎖やECの値引き抑制による利益率改善も見込む。中計では28.1期に営業益30億円を目指す。 記:2024/04/16
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
6178 東証プライム
1,414
9/4 15:00
-36.5(-2.52%)
時価総額 5,327,768百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6572 東証プライム
213
9/4 15:00
-12(-5.33%)
時価総額 13,191百万円
RPAサービス「BizRobo!」や業務自動化クラウドサービス「RoboRobo」等のロボットアウトソーシング事業が主力。ロボットトランスフォーメーション事業も。BizRobo!などは導入企業が拡大。 記:2024/05/12
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7181 東証プライム
2,715.5
9/4 15:00
-105.5(-3.74%)
時価総額 1,085,369百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7453 東証プライム
2,723.5
9/4 15:00
-86.5(-3.08%)
時価総額 764,704百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17