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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクやソフトバンクG主導で3月SQ値突破を意識

2019/3/12 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクやソフトバンクG主導で3月SQ値突破を意識 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテクやソフトバンクG主導で3月SQ値突破を意識 ■前場の注目材料:しまむら、通期業績予想を下方修正、コンセンサス下回る ■ダイキン<6367>次世代冷媒開発、環境規制対応、AI・iPS駆使 ■ハイテクやソフトバンクG主導で3月SQ値突破を意識 12日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行のスタートとなり、日経平均は3月SQ値(21348.40円)を意識した相場展開が見込まれる。11日の米国市場は上昇し、NYダウは200ドル高となった。パウエルFRB議長がメディアのインタビューで現在の政策金利が適切であるとの認識を示したことが材料視されたほか、米半導体メーカーのエヌビディアはイスラエルの半導体メーカー、メラノックス・テクノロジーズの買収で合意との報道を受けて、他の半導体株への支援材料となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の21140円。円相場は1ドル111円20銭台で推移しており、前日の段階からやや円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行となろうが、配当落ち分を考量すると21300円を超えてくる格好となるため、3月SQ値を捉えてくる展開が意識される。幻のSQではないものの、先週末にはSQ値に抑えられる格好で大きく下げていたこともあり、SQ値回復でセンチメントを明るくさせてくる可能性がある。また、米国市場では久しぶりに米半導体株が相場をけん引する格好となったことも、日経平均の押し上げにつながることになりそうだ。 まずはSQ値突破を見極めたいところであるが、再び上値を抑えられる格好になるようだと、神経質な相場展開に向かいやすい。ただし、前日の動きをみても21000円を下回る局面においては買い戻しの動きが観測されている。抵抗線突破により買い戻しの動きが強まる可能性が期待されるところであろう。買い方は依然として慎重姿勢であるほか、期末接近で商いは膨らみづらいところであるが、その分ポジションが大きく買いには積み上がっていないため、断続的なインデックス売買によって日経平均は押し上げられやすい面もある。 指数インパクトの大きいハイテク株やソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>が日経平均をけん引する相場展開といったところであろう。なお、週末のオムロン<6645>の指数組み入れに伴う買い需要に対して、資金手当てに伴う売りが重石になりそうだが、これが通過してくると期末に向けては配当落ちに伴う再投資の資金流入が意識されてくるため、新規売りが積み上がる流れにはなり難いと考えられる。 ■しまむら、通期業績予想を下方修正、コンセンサス下回る しまむら<8227>は11日、2019年2月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の5700億円から前期比3.4%減の5460億円、営業利益は394.10億円から同40.7%減の254.51億円に下方修正した。営業利益は慎重にみていたコンセンサス(270億円程度)を下回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21125.09、+99.53) ・NYダウは上昇(25650.88、+200.64) ・ナスダック総合指数は上昇(7558.06、+149.92) ・1ドル111円20-30銭 ・SOX指数は上昇(1349.88、+31.67) ・VIX指数は低下(14.33、-1.72) ・シカゴ日経225先物は上昇(21140、大阪比+210) ・米原油先物は上昇(56.79、+0.72) ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・ダイキン<6367>次世代冷媒開発、環境規制対応、AI・iPS駆使 ・NTTドコモ<9437>災害に強い「ラジスマ」、ラジオ・FMを切り替え、KDDI<9433>と ・NEC<6701>5G通信、高速処理、コアネットワーク向けソリュ開発 ・日新薬<4516>米に筋疾患薬、販売体制増強、市場投入備え ・キリンHD<2503>クラフトビール事業拡充、訪日客の消費取り込み狙う ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断(10-12月期:4.3) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 10件
2503 東証プライム
2,204.5
9/4 15:00
+19.5(0.89%)
時価総額 2,014,913百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
4516 東証プライム
3,488
9/4 15:00
-92(-2.57%)
時価総額 245,035百万円
中堅製薬メーカー。1919年創立。泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患、婦人科が注力領域。サプリメントなど機能食品事業も。デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤などは順調。29.3期売上高2300億円目標。 記:2024/06/18
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
5,809
9/4 15:00
-207(-3.44%)
時価総額 1,198,077百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
8227 東証プライム
7,765
9/4 15:00
-63(-0.8%)
時価総額 573,267百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17