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前場に注目すべき3つのポイント~米中貿易交渉が順調に進展も決算控え上値追いは慎重か

2019/1/9 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~米中貿易交渉が順調に進展も決算控え上値追いは慎重か 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米中貿易交渉が順調に進展も決算控え上値追いは慎重か ■前場の注目材料:イオンモール、3Q営業利益6.7%増、海外事業が好調 ■トヨタ自、運転支援、事故を回避、「ガーディアン」システム、CESで公開 ■米中貿易交渉が順調に進展も決算控え上値追いは慎重か 9日の日本株市場は、こう着ながらも堅調な相場展開が見込まれる。8日の米国市場は、米中貿易交渉が順調に進展しているとの見方が強まり、NYダウは250ドル超の上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20295円。円相場は1ドル108円70銭台での推移。まずは米株高の流れを引き継ぐ格好から、買い優勢のスタートになろう。 米中通商協議は、合意にはまだ程遠い状況にあるが、中国による米国製品・サービスの購入拡大や一段の市場開放などで進展が見られたと伝えられている。また、月内にもワシントンで閣僚レベルの会合を開くのに十分な進展が得られたと判断しているとも伝えられる中、中国関連への見直しに向かわせよう。 一方で、米半導体株は高安まちまちの動きとなっている。NVIDIAは、クレディ・スイスが19年2-4月期の売上高と1株利益の見通しを引き下げたことを受けて2%を超える下落となり、これが他の半導体株への利益確定につながっている。本格化する決算に向けて下方修正等も警戒されやすく、積極的な上値追いは限られる半面、短期筋の利益確定も出やすいすいところである。 昨日は主力の景気敏感株が買われ、内需系が利食いに押されるなど、リバランスの流れが中心であった。とはいえ、日経平均は大引けにかけて上げ幅を縮めてはいるが、2万円をキープしたことは、センチメントを明るくさせよう。また、個人の物色意欲の強さは中小型株に表れており、マザーズ指数の上昇率は3%を超えている。 マザーズ指数に対するインパクトの大きいサンバイオ<4592>が13%を超える上昇となった影響が大きいものの、ここにきて幅広い銘柄に物色が広がりをみせている。サンバイオは昨年12月4日に付けた最高値9880円が射程に入ってきている。高値更新ともなれば、昨年末にかけて大きく調整していた銘柄への見直しといった流れにセンチメントを向かわせそうだ。 ■イオンモール、3Q営業利益6.7%増、海外事業が好調 イオンモール<8905>は8日、第3四半期決算を発表。営業収益は前年同期比9.1%増の2311.26億円、営業利益が同6.7%増の354.88億円だった。通期計画に対する進捗率は66%であるが、コンセンサス(360億円程度)を若干下回る着地であり、中立といったところ。中国・アセアンにおいては、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリットの享受が進み、営業収益が伸長し、営業損益は黒字に転換。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(20204.04、+165.07) ・NYダウは上昇(23787.45、+256.10) ・ナスダック総合指数は上昇(6897.00、+73.53) ・シカゴ日経225先物は上昇(20295、大阪比+75) ・1ドル108円80-90銭 ・VIX指数は低下(20.47、-0.93) ・米原油先物は上昇(49.78、+1.26) ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・トヨタ自<7203>運転支援、事故を回避、「ガーディアン」システム、CESで公開 ・日産自<7201>仮想世界・車つなぐ、プロが運転を指導、車内にアバターで再現 ・日本電産<6594>新拠点構想、「第二本社」など4棟建設、2000億円投資 ・LINE<3938>健康相談、エムスリー<2413>と新会社 ・TOWA<6315>車部品参入、HUD向け光学樹脂、年末にも量産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・09:00 11月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.2%、10月:+1.5%) <海外> ・09:30 豪・11月住宅建設許可件数(前月比予想:-0.3%、10月:-1.5%) 《SF》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6315 東証プライム
6,280
9/4 15:00
-580(-8.45%)
時価総額 471,885百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8905 東証プライム
2,058.5
9/4 15:00
+22.5(1.11%)
時価総額 468,426百万円
国内最大級の商業ディベロッパー。イオンのショッピングセンターや商業施設の開発に加え、店舗の運営・管理等を行う。海外でのモール開発にも実績。26.2期売上高4800億円目標。アセアン中心に積極投資を実施。 記:2024/05/16