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欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、トランプ株安に根強い警戒感

2018/12/26 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、トランプ株安に根強い警戒感 26日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開を予想したい。ユーロの利益確定売りに伴い、ドルは下支えされる見通し。ただ、米国の政府機関の一部閉鎖に伴う混乱などで前週から株価が不安定になっており、警戒の円買いが再開する可能性も高い。 前日の取引で日経平均は21日終値から1000円以上(5%超)も下げたことで、リスク回避の円買いによりドル・円は一時110円00銭に値を下げた。本日は日経平均株価が自律的な反発で始まり、いったん110円60銭台に持ち直す場面があった。しかし、日経平均は失速後、切り返して引けたものの、上海総合指数など中国株はマイナス圏推移になっており、円にはリスク回避による買い圧力がかかりやすい状況が続く。ただ、ユーロ・ドルが利益確定売りに押される展開であり、ドル売りは前日ほど強まっていない。 今晩も引き続き株価や長期金利の動向を手がかりとした相場展開となりそうだ。今のところ、米株式先物は軟調地合で、米10年債利回りは低下しており、ドル・円には買いが入りづらい状況。一方、トランプ米大統領はムニューシン財務長官の解任の可能性を否定したが、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが速すぎると改めて批判。さらに、政府機関の一部閉鎖は、メキシコ国境の壁建設の予算計上を議会が受け入れるまで続くとみられる。ドル・円は、下値は堅そうだが、積極的なドル買いは想定しにくい。(吉池 威) 【今日の欧米市場の予定】 ・23:00 米・10月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+4.80%、9月:+5.15%) ・24:00 米・12月リッチモンド連銀製造業指数(予想:15、11月:14) ・03:00 米財務省5年債入札(410億ドル) ・主な休場:英国、カナダ(ボクシングデー)、ドイツ(クリスマス)、 南ア(親善の日) 《FA》