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後場に注目すべき3つのポイント~中国経済や米利上げの影響など懸念再燃も

2018/11/9 12:39 FISCO
*12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~中国経済や米利上げの影響など懸念再燃も 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、中国経済や米利上げの影響など懸念再燃も ・ドル・円は安値圏、日本株安継続に警戒 ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は反落、中国経済や米利上げの影響など懸念再燃も 日経平均は反落。148.66円安の22338.26円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。 8日の米株式市場ではNYダウが10ドル高と小幅に4日続伸する一方、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落した。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で利上げ方針の維持が示唆され、長期金利の上昇とともにハイテク株などが売られた。本日の日経平均もやや利益確定売り優勢で15円安からスタートしたが、為替市場で一時1ドル=114円台まで円安が進んだことを支えに、朝方は小安い水準でもみ合う展開が続いた。しかし、10時ごろから中国株安への警戒感などを背景に弱含みとなり、22282.63円(204.29円安)まで下落する場面があった。 個別では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>などが軟調。ソフトバンクG<9984>は通信子会社の上場に関する報道が見られたが、前引けでは小安い。第3四半期決算が市場予想を下回った資生堂<4911>は4%超下落し、決算にサプライズなしと捉えられた昭電工<4004>は5%超下落した。ファナック<6954>や東海カーボ<5301>、スルガ銀<8358>も下げが目立ち、決算発表銘柄ではネクソン<3659>や住友鉱<5713>が急落。また、レック<7874>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株が小じっかり。トヨタ自<7203>も小幅に上昇した。決算発表銘柄では楽天<4755>が3%近く上昇し、丸井G<8252>や西武HD<9024>は急伸。また、セーレン<3569>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属などが下落率上位。半面、空運業、陸運業、水産・農林業が上昇率上位だった。 6日の米中間選挙を波乱なく通過して8日には401円高となった日経平均だが、買いの勢いは続かず利益確定売りに押される展開となっている。イベント通過でいったんは安心感が意識されたが、ねじれ議会のもとで自身の再選を目指すトランプ米大統領の今後の政権運営については見方が分かれており、懸念が払拭されたとまでは言いづらい。また、米国市場ではカジノ大手の決算などから中国経済の先行き懸念が改めて広がっており、米利上げ継続によるハイテク株の一段の株価下落、新興国からの資金流出なども警戒材料となっているようだ。 また株価の裏付けとなる企業業績も強弱入り混じる内容だが、トヨタ自の業績上方修正などもあり、日経平均の予想1株当たり利益(EPS)は期初(5月半ば)の発表時点からじりじりと切り上がってきている。外部環境の不透明感から短期的なバリュエーション水準の大幅上昇は期待しづらいが、現行の株価水準では割安感から買いも入りやすく、底割れとはならないだろう。 ■ドル・円は安値圏、日本株安継続に警戒 9日午前の東京市場でドル・円は本日安値圏の113円80銭台でのもみ合い。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、日本株安高継続を警戒した円買いに振れやすい。一方、ユ ーロ・ドルはイタリア財政問題を嫌気した売りが強まり、ある程度ドルをサポートしているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円87銭から114円09銭、ユーロ・円は129円30銭から129円65銭、ユーロ・ドルは1.1353ドルから1.1369ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ユーザベース<3966>やそーせいグループ<4565>など、9銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・中・10月生産者物価指数:前年比+3.3% (予想:+3.3%、9月:+3.6%) ・中・10月消費者物価指数:前年比+2.5% (予想:+2.5%、9月:2.5%) 【要人発言】 ・豪準備銀行四半期声明 「成長と雇用のペース加速がインフレを押し上げる」 ・国家発展改革委員会研究員(経済日報への寄稿) 「中国は不動産規制措置を維持」 <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HH》
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3569 東証プライム
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3659 東証プライム
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3966 東証グロース
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時価総額 55,491百万円
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4565 東証プライム
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時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4755 東証プライム
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国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4911 東証プライム
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大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
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-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
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9/4 15:00
-248(-6.12%)
時価総額 1,105,675百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6954 東証プライム
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時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
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7874 東証プライム
1,249
9/4 15:00
+28(2.29%)
時価総額 47,668百万円
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7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8252 東証プライム
2,453.5
9/4 15:00
-75(-2.97%)
時価総額 511,947百万円
商業施設の賃貸・運営管理等を行う小売事業、エポスカードのクレジットカード業務等を行うフィンテック事業が柱。1931年創業。DOE8%程度目安。エポスカードの会員数は750万人超。分割・リボ取扱高は拡大。 記:2024/07/29
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
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三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8358 東証プライム
1,147
9/4 15:00
-82(-6.67%)
時価総額 226,118百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
9024 東証プライム
3,199
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+26(0.82%)
時価総額 1,034,758百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17