マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/20 7:32:54
15,263,993
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):ネクソン、ニコン、メルカリなど

2018/11/9 12:17 FISCO
*12:17JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ネクソン、ニコン、メルカリなど 住友鉱<5713>:3497円(-240円) 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、同時に通期予想を下方修正している。税引前利益は従来予想の1210億円から1070億円に減額、金属市況の下落に加えて、操業トラブルによるニッケルの販売減なども影響した。Pogo金鉱山売却による上乗せもあっただけに、想定以上に環境が厳しくなっているとの見方が強いようだ。年間配当金も収益下振れに伴って、103円から89円に引き下げている。 ニコン<7731>:1885円(-180円) 急反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は116億円で前年同期比9.8%増益、会社計画の80億円は上振れたものの、市場予想125億円には未達となった。映像事業の伸び悩みが市場想定比下振れの背景。映像セグメントは第1四半期時に通期見込みを上方修正したが、今回は下方修正の形になっている。年間配当金の54円から60円引き上げなども発表しているが、来期業績への懸念も強まりネガティブな見方が優勢に。 ネクソン<3659>:1220円(-147円) 急反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は237億円で前年同期比4.4%増益、計画レンジ209-252億円内に収まったが、市場予想に対しては20億円程度下振れたとみられる。ただ、減損損失73億円を計上しており、これを除けば想定以上の推移となる。一方、10-12月期の会社計画は63-88億円のレンジで 大幅減益を想定、通期予想は市場予想を100億円以上下回るものとなり、ネガティブな見方につながっている。 メルカリ<4385>:3225円(+229円) 大幅に反発。19年6月期第1四半期(18年7-9月)の営業損益を25.13億円の赤字と発表している。対前年同期の増減率は非公表。TVCMやオンライン広告を中心としたマーケティング施策の強化などに伴う広告宣伝費が響いた。ただ、フリマアプリ「メルカリ」の国内流通総額が前年同期比288億円増の990億円と拡大していることに加え、悪材料出尽くしとの見方から買いが入っている。通期予想は開示していない。 昭電工<4004>:4870円(-300円) 大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は1345億円で前年同期比2.4倍、7-9月期も同2.7倍となっており、大幅な収益拡大基調が継続する格好になっている。黒鉛電極の市況上昇、それに伴うマージンの改善が引き続き収益拡大をけん引している。ただ、市場予想との比較でサプライズはなく、通期予想も据え置いていることで、いったんは材料出尽くし感が先行する形になっているもよう。 資生堂<4911>:7351円(-368円) 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は303億円で前年同期比15.8%減となった。市場予想は100億円程度下回る水準となり、ネガティブな見方が先行している。品切れが発生したことによる日本事業の売り上げ伸び悩みが要因になったもよう。品切れによるマイナス影響は足元で沈静化しているものの、インバウンド向け売上高も前年同期比6%増程度にとどまり、中国EC法の施行による影響も懸念される状況に。 ミクシィ<2121>:2571円(-15円) もみ合い。スマートフォンゲーム「モンスターストライク」のアクティブユーザー数が減少していることに加え、一部事業の譲渡及び撤退したことなどを背景に、19年3月期の営業利益を従来予想の480.00億円から420.00億円(前期実績723.59億円)に下方修正している。同期の年間配当も減額修正しており、朝方は業績面が嫌気された。しかし、決算を受けて悪材料出尽くしとの見方からメルカリ<4385>などに買いが入っている流れを受け、同社にも押し目買いが入っている。 ハーモニック<6324>:3370円(-230円) 大幅安。19年3月期の営業利益を従来予想の174.00億円から161.00億円(前期実績125.98億円)に下方修正している。中国での製造業の投資手控えや半導体業界の投資計画の見直しなどにより、産業用ロボット向けや半導体製造装置向けなどの需要が調整局面にあるため。第2四半期累計(18年4-9月)は前年同期比54.7%増の89.14億円で着地。中間配当は従来予想の17.00円を上回る19.00円(前年同期実績12.00円)に決めた。 マクドナルド<2702>:4945円(-65円) 大幅に反落。18年12月期の営業利益を従来予想の218.00億円から235.00億円(前期実績189.12億円)に上方修正している。同時に発表した第3四半期累計(18年1-9月)は前年同期比44.4%増の217.76億円で着地した。朝食時間帯の新商品発売や夕食時間帯の「夜マック」の全国的な導入などが奏功した。ただ、修正幅が第3四半期の進捗率(92.7%)に比べて小さいことに加え、材料出尽くしとの見方から売り優勢となっている。 《ST》
関連銘柄 9件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
6,470
9/4 15:00
-50(-0.77%)
時価総額 860,251百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
3659 東証プライム
2,802.5
9/4 15:00
-131(-4.47%)
時価総額 2,426,609百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5713 東証プライム
3,802
9/4 15:00
-248(-6.12%)
時価総額 1,105,675百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
7731 東証プライム
1,473.5
9/4 15:00
-56.5(-3.69%)
時価総額 557,480百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28