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後場に注目すべき3つのポイント~8カ月ぶり高値更新で追随の動きも

2018/9/28 12:36 FISCO
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~8カ月ぶり高値更新で追随の動きも 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、8カ月ぶり高値更新で追随の動きも ・ドル・円は小じっかり、年初来高値更新で弾み ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は大幅反発、8カ月ぶり高値更新で追随の動きも 日経平均は大幅反発。405.66円高の24202.40円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。 27日の米株式市場でNYダウは54ドル高と4日ぶりに反発、ハイテク比率が高いナスダック総合指数も反発した。証券各社のレポートを受けてアップルやアマゾン・ドット・コムが買われ、ハイテク株を中心に堅調な展開となった。4-6月期国内総生産(GDP)確定値などの経済指標が堅調な内容だったことも好感された。為替市場では円相場が一時1ドル=113.60円台まで下落し、本日の日経平均は米株高や円安を好感して283円高からスタートした。朝方は1月23日に付けていた年初来高値(24129.34円、取引時間中)に迫り利益確定の売りに押される場面も見られたが、その後再び強含み、およそ8カ月ぶりに年初来高値を更新した。 個別では、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>のほか、ソニー<6758>やキーエンス<6861>といったハイテク株の堅調ぶりが目立った。その他売買代金上位では任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、東海カーボ<5301>などが上昇。また、ゲーム関連のボルテージ<3639>やアカツキ<3932>、業績上方修正のJCRファーマ<4552>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、武田薬<4502>やTATERU<1435>は小安く、サイバー<4751>などもさえない。スタートトゥ<3092>や太陽誘電<6976>は2%超安。業績下方修正の吉野家HD<9861>は5%近く下げた。セクターでは、全33業種がプラスとなり、パルプ・紙、石油・石炭製品、水産・農林業、卸売業、証券が上昇率上位だった。 米国株の上昇や為替の円安進行で投資家のリスク選好姿勢が一段と強まり、日経平均はおよそ8カ月ぶりに年初来高値を更新した。日経レバETF<1570>の活況から追随姿勢の個人投資家が多いものとみられ、日経平均は短期的な過熱感が意識されつつも、後場も強含みで推移しそうだ。改めて環境を見回すと、自民党総裁選や日米通商協議(FFR)、日米首脳会談、米連邦公開市場委員会(FOMC)といった9月の重要イベントをとりあえず無事に通過し、買い安心感が意識されやすいところだろう。また、円安が進みながら中間期末を向かえ、決算期待を先取りする動きが出てくることも想定される。 本日は日経平均や主力株の動きに個人投資家の関心が向かい、マザーズ指数や日経ジャスダック平均も反発しているものの、日経平均に比べ上昇率は低位となっている。しかし、マザーズ指数は1月高値(1367.86pt)からなお2割以上低い位置にあり、日経平均の高値更新で出遅れ感が一段と意識されやすくなる。大型株物色一巡後に想定される中小型株見直しも見据えておきたい。 ■ドル・円は小じっかり、年初来高値更新で弾み 28日午前の東京外為市場でドル・円は小じっかり。前日海外市場で年初来高値を更新して弾みがつき、113円半ばに水準を切り上げた。 ドル・円は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続と堅調な国内総生産(GDP)を背景に、ドル高基調が鮮明となり、前日のNY市場で1月8日高値を上抜け、年初来高値を更新。アジア市場でもその流れが受け継がれている。 日経平均株価の強含みでドルは一時113円60銭台に値を切り上げた。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、株高継続を意識した円売り基調は続きそうだ。ただ、113円70銭台は抵抗線として意識されているようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円34銭から113円63銭、ユーロ・円は131円87銭から132円28銭、ユーロ・ドルは1.1633ドルから1.1646ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・アズーム<3496>やブロードバンドセキュリティ<4398>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・日銀金融政策決定会合・主な意見 「息長く経済の好循環を支え、物価安定の目標の実現に資するべく、現在の金融政策方針を継続すべき」 「現行の強力な金融緩和の効果と副作用を細かく検討しつつ、極めて緩和的な金融環境を息長く続けていくことが必要」 【経済指標】 ・日・8月有効求人倍率:1.63(予想:1.63倍、7月:1.63倍) ・日・8月失業率:2.4%(予想:2.5%、7月:2.5%) ・日・9月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+1.0%(予想:+0.9%、8月:+0.9%) ・日・8月鉱工業生産:前月比+0.7%(予想:+1.4%、7月:-0.1%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 18件
1435 東証スタンダード
149
9/4 15:00
-9(-5.7%)
時価総額 13,578百万円
不動産賃貸経営プラットフォーム運営会社。賃貸経営アプリの提供や投資用不動産のマッチング、スマートホテルの運営を展開。】IoT活用賃貸住宅の開発棟数が増加基調。管理収入伸びる。人件費増やIT投資費用を吸収。 記:2024/09/03
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3496 東証グロース
5,750
9/4 15:00
-210(-3.52%)
時価総額 34,506百万円
月極駐車場をオーナーから一括で借り上げて自社運営の月極駐車場検索サイトを通じて転貸。24.9期1Qは月極駐車場の受託台数が順調に増え、賃貸収入拡大。人件費増こなし増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/04/16
3639 東証スタンダード
236
9/4 15:00
-12(-4.84%)
時価総額 1,537百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05
3932 東証プライム
2,067
9/4 15:00
-72(-3.37%)
時価総額 29,157百万円
モバイルゲームの開発・運用等を行うゲーム事業が主力。「HykeComic」のコミック事業も。ソニーグループ、コーエーテクモHDと資本業務提携。ゲーム事業では次世代運営ゲームの開発力強化などに取り組む。 記:2024/08/05
4398 東証スタンダード
1,424
9/4 14:57
-63(-4.24%)
時価総額 6,502百万円
セキュリティ監査・体制構築支援等のセキュリティ監査・コンサルティング、脆弱性診断、緊急対応支援等の情報漏えいIT対策を手掛ける。GSXが筆頭株主。コンサルティング機能、業種別ソリューションの強化図る。 記:2024/08/13
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4552 東証プライム
628
9/4 15:00
-26(-3.98%)
時価総額 81,443百万円
遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が主力。ムコ多糖症II型治療薬「イズカーゴ」等も手掛ける。メディパルHDが筆頭株主。血液脳関門通過技術を適用した新薬の研究開発などに取り組む。 記:2024/08/01
4751 東証プライム
1,036.5
9/4 15:00
-29.5(-2.77%)
時価総額 524,390百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
3,323
9/4 15:00
-250(-7%)
時価総額 432,714百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9861 東証プライム
3,076
9/4 15:00
-34(-1.09%)
時価総額 200,340百万円
外食大手。牛丼チェーン「吉野家」が中核の持株会社。はなまるうどんの「はなまる」等も傘下に持つ。アジア、アメリカでも事業展開。25.2期は100店舗以上の改装計画。成長投資の加速、顧客獲得等に取り組む。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17