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後場に注目すべき3つのポイント~米朝会談などにサプライズあるかが焦点に

2018/6/12 12:50 FISCO
*12:50JST 後場に注目すべき3つのポイント~米朝会談などにサプライズあるかが焦点に 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、米朝会談などにサプライズあるかが焦点に ・ドル・円は伸び悩み、期待一服で様子見 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543> ■日経平均は続伸、米朝会談などにサプライズあるかが焦点に 日経平均は続伸。63.37円高の22867.41円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。 11日の米国市場では本日開催の米朝首脳会談や連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑が強く、NYダウは5ドル高にとどまった。ただ、為替市場では米朝会談実現への期待が広がり、リスク選好的なドル買い・円売り優勢で円相場が1ドル=110円台前半まで下落。本日の日経平均はこうした流れを受けて173円高からスタートすると、朝方には一時、取引時間中としては5月22日以来となる23000円台を回復した。ただ、短期的な達成感などから利益確定の売りも出て、日経平均はマイナスに転じる場面も度々あった。 個別では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、ファナック<6954>などがしっかり。日本電産<6594>や武田薬<4502>、JR東<9020>は2%超の上昇。また、LITALICO<6187>などとともにLINE<3938>が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などがさえない。SUMCO<3436>など半導体関連株の下げが目立ち、今後の見通しについて若干弱めとの判断を示したローム<6963>は5%安となった。セクターでは、陸運業、石油・石炭製品、食料品などが上昇率上位。半面、その他製品、機械、パルプ・紙などが下落率上位となった。内需・ディフェンシブセクターに資金が向かったようだ。 前日のランチタイムから円売り・日経平均先物買いの動きが強まっていたため、日経平均の23000円台回復を受けて短期筋が目先の利益を確定する展開となっているもよう。一方で今回の米朝会談による緊張緩和や、堅調な米経済情勢を背景とした米連邦準備理事会(FRB)による利上げと円安進行で一段の株高に期待する向きも多く、下値の支えになっているとみられる。 しかし、こうした期待は前日からの株価上昇である程度織り込み済みと考えられる。北朝鮮の非核化に向けた具体的な行程が明らかになるなど、市場の期待以上の成果が示されるかに注目しておきたい。トランプ米大統領の記者会見は日本時間の本日17時から行われる。日経平均が23000円台を明確に上抜けるためには、更なる株価材料と取引ボリュームの増加が必要だろう。 ■ドル・円は伸び悩み、期待一服で様子見 12日午前の東京市場で、ドル・円は伸び悩み。米朝首脳会談への期待で円売りが先行したが、その後ドルは利益確定売りで小幅に値を下げた。 ドル・円は、前日節目の110円を回復。本日アジア市場では米朝会談の無難通過を期待した円売りが先行し、ドルは一時110円49銭まで強含んだ。ただ、利益確定売りに押され、その後は110円20銭台に失速した。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続を意識した円売りがドルをサポートしている。朝方のドル買い・円売りは一服しており、目先は米朝会談を見守る動きとなり、動きづらい見通し。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円99銭から110円49銭、ユーロ・円は129円51銭から130円02銭、ユーロ・ドルは1.1741ドルから1.1785ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>とアプリックス<3727>、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543> ■経済指標・要人発言 ・トランプ米大統領 「大統領選以来、株式市場はほぼ40%上昇し、7兆ドルの経済価値が経済全体に築かれた」 「(北朝鮮とは)いい関係を構築できる」 ・金正恩朝鮮労働党委員長 「米朝首脳会談までの道のりは簡単ではなかった」 ・日・5月企業物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.1%、4月:+2.0%) ・日・4-6月期法人企業景気予測調査・景況判断大企業全産業:-3.2%(1-3月期:前期比+2.9%) ・豪・4月住宅ローン件数:前月比-1.4%(予想:-1.8%、3月:-2.3%←-2.2%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 4月第3次産業活動指数(前月比予想:+0.6%、3月:-0.3%) <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC、13日まで) 《HH》
関連銘柄 17件
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3727 東証グロース
141
9/4 15:00
-8(-5.37%)
時価総額 3,123百万円
音声・データ通信サービス、通信機能付きAIドライブレコーダー等のストックビジネス事業が主力。受託開発やSESなどのシステム開発事業も展開。モバイルWiFiルーター「THE WiFi」の拡販等に注力。 記:2024/08/02
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6187 東証1部
4,120
3/29 15:00
+60(1.48%)
時価総額 73,076百万円
就労支援、幼児教室・学習塾等の教育サービスを提供。新規出店で顧客基盤強化。Conobie事業は譲渡。LITALICOジュニア事業は売上堅調。既存拠点の利用率は高水準続く。21.3期3Qは2桁営業増益。 記:2021/03/04
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
1,699
9/4 15:00
-112(-6.18%)
時価総額 699,988百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9020 東証プライム
2,802.5
9/4 15:00
-15(-0.53%)
時価総額 3,179,190百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
1,277
9/4 15:00
-51(-3.84%)
時価総額 2,905百万円
ケイマン諸島に本社を置く投資会社。IPライセンシングを行う新華モバイル、モバイルメッセージングサービス等を手掛けるGINSMSを傘下に持つ。メッセージング事業、ライセンシング事業で売上伸長を目指す。 記:2024/08/09
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17