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*11:09JST 11時時点の日経平均は続落、村田製やディーエヌエーの下げ目立つ（日銀会合の内容発表時刻一覧付き） 11時00分現在の日経平均株価は16422.87円（前日比69.28円安）で推移している。米8月住宅着工件数の下振れなどから為替相場が1ドル＝101.60-70円近辺とやや円高で推移していることを受け、日経平均は20円安でスタートした。日本銀行・金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を控えて様子見ムードが強く、寄り付き後は16400円台でのもみ合いが続いている。前場後半に差しかかり、日経平均は16399.65円（同92.50円安）とここまでの安値を付けている。 個別では、売買代金トップの任天堂<7974>や三菱ＵＦＪ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友などがさえない。リクルートＨＤ<6098>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>も小安い。村田製<6981>が4％近く下げており、ディーエヌエー<2432>や三住トラスト<8309>は3％安で推移している。また、タカタ<7312>、オルトプラス<3672>、ワイエイシイ<6298>などが東証1部下落率上位となっている。一方、７＆ｉＨＤ<3382>、花王<4452>、三井不<8801>などが堅調で、前日下げの目立ったファーストリテ<9983>は小幅高で推移している。小野薬<4528>は2％超の上昇。また、第1四半期決算を発表したクスリのアオキ<3398>や、神戸物産<3038>、ＳＭＳ<2175>などが東証1部上昇率上位となっている。 決定事項と結果発表の時間（市場に伝わった時間） ---- 【2016年】 7月29日 ETF買入枠の拡大（7対2）、12時44分（経済・物価情勢の展望レポート） 6月16日 現状維持（8対1、項目によって7対2）、11時45分 4月28日 現状維持（8対1、項目によって7対2）、12時01分（経済・物価情勢の展望レポート） 3月15日 現状維持（8対1、項目によって7対2）、12時35分 1月29日 マイナス金利導入（5対4）、12時38分（経済・物価情勢の展望レポート） 【2015年】 12月18日 現状の金融政策に対する保管措置を発表（新たなETF買入れは6対3）、12時50分 11月19日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時17分 10月30日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時22分（経済・物価情勢の展望レポート） 10月 7日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時00分 9月15日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時07分 8月 7日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時18分 7月15日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時18分 6月19日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時04分 5月22日 現状維持（木内委員のみ反対）、11時49分 4月30日 現状維持（木内委員のみ反対）、13時04分（経済・物価情勢の展望レポート） 4月 8日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時36分 3月17日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時04分 2月18日 現状維持（木内委員のみ反対）、11時49分 1月21日 現状維持（木内委員のみ反対）、12時29分 ----- （注）発表時間に関してですが、16年以降は公表時間、それ以前は会合終了時間に5分加算しております。 （株式アナリスト 小林大純） 《HK》