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後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株などに水準訂正とみられる動き

2015/3/4 12:20 FISCO
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株などに水準訂正とみられる動き 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・いったんは下げ止まりが意識されるところ ・ドル・円は119円60銭付近、東京株式市場の弱含みなどで上げ渋る展開 ・低位材料株などに水準訂正とみられる動き、出遅れ感意識の物色も ■いったんは下げ止まりが意識されるところ 日経平均は続落。145.13円安の18670.03円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。米株安や為替市場で円高に振れている影響から利益確定の流れが先行した。米半導体関連株の下落なども嫌気された。シカゴ先物にサヤ寄せする格好で始まった日経平均は、その後もじりじりと下げ幅を広げる格好となり、前場半ばには一時18600円を割り込む局面をみせている。 セクターでは金属製品が2%を超す下落に。SUMCO<3436>が公募増資を発表し嫌気されて急落した影響。そのほか保険、銀行、情報通信、電力ガス、証券、輸送用機器などが1%超の下げとなった。一方で、空運、鉱業、石油石炭、海運などが小じっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。 日経平均は5日線を割り込んで始まり、その後も下げ幅を広げているが、ボリンジャーバンドの+1σ辺りでの下げ渋りをみせている。一目均衡表では支持線として意識されている転換線レベルまで下げており、いったんは下げ止まりが意識されるところであろう。 また、全体としては利益確定の流れが強いものの、低位材料株などには水準訂正とみられる強いリバウンドの動きも散見されている。また、セクターでは電気機器が下落しているが、富士通ゼ<6755>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、アズビル<6845>など一部の銘柄は逆行高をみせている。小売セクターの一角なども堅調な動きをみせているため、選別色が強まるものの、物色意欲の強さが窺える。 ■ドル・円は119円60銭付近、東京株式市場の弱含みなどで上げ渋る展開 ドル・円は119円60銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移したことで上げ渋る展開。黒田日銀総裁発言が伝わっているものの、反応は限定的。ユーロ・ドルは、1.1176ドルから1.1185ドルで推移。ユーロ圏金利の先安感、ギリシャ債務問題、ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、133円62銭から133円83銭で推移。 ■黒田日銀総裁 ・15年度中心とする期間に消費者物価指数は2%に達する ・原油価格動向次第で物価2%に達する時期は多少前後する ・上下のリスク点検し必要なら躊躇なく金融政策を調整 ・財政運営への信認確保することは重要。リスク顕在化すれば政府の対応は難しくなる 12時18分時点のドル・円は119円60銭、ユーロ・円は133円66銭、ポンド・円は183円67銭、豪ドル・円は93円54銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均は一時18600円割れも、年金買い期待などで下げ渋る展開に ・シリコンスタジオ<3907>など値動きの軽い銘柄には引き続き資金が向かう ・低位材料株などに水準訂正とみられる動き、出遅れ感意識の物色も ☆後場の注目スケジュール☆ <海外> 14:00 印・HSBCサービス業PMI(2月) 《KO》
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半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
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-20(-2.25%)
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-132(-2.7%)
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6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
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6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04