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今日の為替市場ポイント:ロシアと欧州諸国の対立

2014/7/23 8:10 FISCO
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:ロシアと欧州諸国の対立 昨日22日のドル・円相場は、東京市場では101円38銭から101円57銭で推移。欧米市場では101円60銭まで反発し、101円46銭で取引を終えた。 本日23日のドル・円は、101円50銭前後で推移か。リスク回避的な円買いが再び強まる可能性は低いとみられているが、日経平均株価の上昇が一服した場合、ドル・円は101円台後半で上げ渋る可能性がある。 22日の欧米市場ではユーロ売りが継続し、ユーロは節目の1.35ドルを再び下回った。ウクライナ国境付近に4万人以上のロシア軍が集結しているとの報道がユーロ売りにつながったもようだ。ロシアと欧米諸国の対立は激化するとの懸念は残されており、リスク回避的なユーロ売りはしばらく続くとの見方は少なくない。 ロシアと欧州諸国の対立がすみやかに解消される見込みは薄いが、このことが欧州経済に悪影響を及ぼすとの声が聞かれている。ロシアに対する経済制裁を強化しても、欧州経済の利益に適う部分はほとんどないとみられており、欧州とロシアの対立が続くことはユーロ相場の反発を抑える要因となる。 また、欧州とロシアの対立が続くことは、米国の利益になるとの見方があるが、両者の対立は米国経済にさまざまな影響を与える可能性があるだけに、注意深く点検する必要がありそうだ。 《KO》