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*07:03JST NY金：反落で1306.30ドル、リスク回避ムードがやや弱まる NY金は反落（COMEX金8月限終値：1306.30　↓7.60）。米国の6月消費者物価指数の発表直後に、安値1302.20ドルをつけてから、まもなく高値1316.80ドルをつけ、その後、6月中古住宅販売件数の発表をきっかけに1305ドル付近に反落する展開となった。 安値をつけたのは、「ロシア軍が4万人以上、ウクライナとの国境近くに集結」などの報道にユーロ安・ドル高が進んでいたことが背景とみられる。一方、米国の6月消費者物価・コア指数が下振れだったことで、長期金利が低下し始めたタイミングで、高値をつけた可能性がある。米6月中古住宅販売件数は、予想を上回る500万戸超であった。 また、マレーシア航空旅客機撃墜事件では、やっと犠牲者全員の遺体が引き渡され、ブラックボックスもマレーシアの手に戻り、真相究明への期待が持てる状況となり、リスク回避ムードがやや弱ったことも、金相場の重石となった。次の中心限月となる12月限は、高値が1318.00ドル、安値が1304.20ドルで、引けは1308.00ドルであった(前日比7.50ドル安)。 《KO》