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*18:23JST NY原油先物週間見通し：やや強含みを予想、地政学的リスクによる原油供給減少懸念 ■NY原油先物 安値：99.01ドル 高値：103.94ドル 終値：103.13ドル 前週末比（騰落率）：2.28％ ■上昇、ウクライナ経由のガス供給減少懸念と原油在庫の減少 NY原油先物価格は上昇した。米エネルギー情報局の週間石油週報で、原油在庫が予想以上に減少し、受け渡し場所のオクラホマ州クッシング原油在庫も減少したこと、ウクライナ紛争の緊迫化を受けた天然ガスの供給減少懸念により上昇した。中国の4-6月期国内総生産(GDP)が予想を上回ったことも買い要因となった。 ■やや強含みを予想、地政学的リスクによる原油供給減少懸念 想定レンジ：100.00～105.00ドル NY原油先物価格はやや強含みに推移すると予想する。ウクライナ紛争の緊迫化を受けてロシア産の天然ガスの供給が減少する可能性、中東情勢の緊迫化を受けた原油供給の減少懸念などから強含みに推移する見通し。しかし、米国の原油生産が高水準にあること、リビアからの原油輸出増加観測などで上値は限定的か。 《TN》