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*15:49JST ユーロ週間見通し：欧米とロシアとの対立激化を警戒 ■ユーロ下落、ウクライナ紛争激化と欧州金融危機懸念 先週のユーロ・ドルは、ウクライナ紛争が激化したこと、ポルトガルの銀行のデフォルト(債務不履行)懸念から欧州金融危機の再燃懸念が高まったことで、1.3640ドルから一時1.3491ドルまで下落した。 先週のユーロ・円は、地政学的リスクや欧州金融危機への警戒感が高まったこと、日本銀行金融政策決定会合での現状の金融政策の据え置き決定を受けて、138円45銭から136円71銭まで下落した。取引レンジ：ユーロ・ドル1.3491ドル-1.3640ドル、ユーロ・円136円71銭-138円45銭。 ■ウクライナ紛争とユーロ圏の7月製造業・サービス業PMIに要警戒 今週のユーロ・ドルは、ウクライナ紛争の進展、欧米とロシアとの対立激化に警戒しつつ、ユーロ圏の7月の製造業PMIやサービス業PMIを見極める展開となる。今週のユーロ・円は、ウクライナ紛争やイラクでの内戦勃発への警戒感などから、リスク回避の円買いが優勢となる展開が予想される。 主な経済指標の発表予定は、23日（水）：（ユーロ圏）7月消費者信頼感、24日（木）：（ユーロ圏）7月製造業PMI、（ユーロ圏）7月サービス業PMI、25日（金）：（ユーロ圏）6月マネーサプライM3。 予想レンジ：ユーロ・円135円00銭-140円00銭/ユーロ・ドル1.3200ドル-1.3700ドル 《TN》