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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:~仮想通貨関連のセグメント化~

2018/6/12 13:36 FISCO
*13:36JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:~仮想通貨関連のセグメント化~ 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 以前に、「トレードステーション利用術(28)コインチェックをマネックスGがM&Aへ」と題して、ブロックチェーン関連の銘柄について記事を書かせていただいておりますが、今回は、仮想通貨関連の中でも、より細かくセグメント化できるようになってきていることから、具体的に深掘りしていきたいと思います。 ●『大量のデータ・情報の処理』を柱に 仮想通貨関連でよく聞くのが「ブロックチェーン」という単語です。ブロックチェーンとは、世界中に多数あるコンピューターで分散的に管理されている、改ざんが事実上不可能な「共通の帳簿」です。ブロックチェーンを使えば、本来は変更が簡単なデジタルデータを不正に改ざんできないようにすることができます。 不正な改ざんが許されない一方、広く公的に共有すべき情報は社会にたくさん存在します。これらの情報をブロックチェーン上で管理すれば、利便性と信頼性において高次元の情報化が実現することになります。 仮想通貨以外にも、登記手続きや公正証書、契約書、遺言書などをブロックチェーンで記録すれば、大切な情報を、プライバシーを保ちながら管理することができるのです。すでに、イギリスでは裁判の証言をブロックチェーンで管理して、隠滅や改ざんを防ぐ方向で応用が進められています。その他、医師の電子カルテ、レンタカーなどのシェアリング業態における履歴、不動産分野、最近ではゲームでの応用が期待されています。 ●仮想通貨関連のセグメント化 仮想通貨を技術面で支えている基盤がブロックチェーンですが、一口に仮想通貨関連銘柄といっても、最近はセグメント化できるようになってきているイメージです。 仮想通貨の時価総額は今や50兆円と言われていますが、いずれは100兆円になるとも言われており、市場拡大はますます進むといえます。実際、SBIホールディングスやGMOグループ、マネックスグループなどが相次いで市場参入し、注目を浴びています。 例えば、取引所銘柄、決済受入銘柄、マイニング銘柄、ICO、システム銘柄などに分類できます。今後更に細分化していくことも予想されますので、セグメント化して整理をしておくのも有益だと思います。 ●代表的な仮想通貨関連銘柄をセグメント 多数ありますので、ここでは値動きの良い銘柄をピックアップしています。全部のカテゴリー銘柄を参考にされる場合は、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』をご活用ください。 (取引所銘柄) 取引所銘柄としては、セレス<3696>,リミックスポイント<3825>、マネーパートナーズグループ<8732>の値動きが目立ちます。マネックスグループ<8698>の決算では、18年3月期の税引前利益は86.3億円で前期比8.1倍とのことです。また、トレイダーズホールディングス<8704>は、5月15日の決算発表で、19年3月期は6.3億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しを示しています。来期に向けて業績の好転のタイミングを見定めたいところです。 (マイニング銘柄) マイニング銘柄は、セレス<3696>、リミックスポイント<3825>、SBIホールディングス<8473>などが、ありますが、注目はやはり、GMOインターネット<9449>です。同社が自社開発した高性能な仮想通貨マイニングコンピューター(マイニングマシン)「GMOマイナー」を6月6日より販売すると発表しています。仮想通貨のマイニングを行うためには、高度かつ膨大な計算処理ができる高性能なマイニングマシンの調達が求められ、量産型のマイニングマシン「GMO マイナー」の自社開発を実現したことに注目が集まっています。 (ICO・システム銘柄) ICO関連の銘柄では、ルーデン・ホールディングス<1400>、プレミアムウォーターホールディングス<2588>、メタップス<6172>の値動きがよいですが、私自身はシステム銘柄である、アイエックス・ナレッジ<9753>に注目しています。同社は、金融機関向けに強みを持つシステム開発会社でブロックチェーン分野での展開力がある企業です。トレードステーションのチャート分析で、日足・週頭ともに下値切り上げ型のトレンドとなっています。 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話します。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《DM》
関連銘柄 10件
100
12/29 15:00
-3(-2.91%)
時価総額 1,301百万円
住居空間コーティング加工が柱。ビル管理や不動産売買も。23.12期3Q累計は不動産販売が貢献。ハウスケアも上向く。通期営業黒字復帰を計画。ICOによる資金調達に疑義が生じ、10月末に東証が監理銘柄に指定。 記:2023/11/14
2,912
9/4 15:00
-9(-0.31%)
時価総額 85,648百万円
ミネラルウォーターなど飲料水の製造・販売を行うプレミアムウォーターを中核とする持株会社。宅配水市場顧客数は160万件超で国内トップ。生産能力は月間約500万本。デモンストレーション販売等で新規獲得図る。 記:2024/09/01
3696 東証プライム
1,294
9/4 15:00
-71(-5.2%)
時価総額 15,368百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
3825 東証スタンダード
162
9/4 15:00
-5(-2.99%)
時価総額 19,875百万円
電力小売りが柱。住宅用蓄電池の販売や省エネコンサルも。仮想通貨関連、中古車販売から撤退の一方、歯科・医科特化のコンサル会社を取得。電力小売りは卸市況安定し採算改善。蓄電池は小型機拡販へ代理店増やす。 記:2024/08/06
6172 東証グロース
886
6/28 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 12,165百万円
EC業者向け決済代行やネット広告運用が柱。22.12期は不正アクセス対応費用が利益の重石に。23.12期は営業黒字復帰を計画。今年2月にMBOを表明。TOB価格は1株889円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/03/07
8473 東証プライム
3,414
9/4 15:00
-170(-4.74%)
時価総額 929,479百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
8698 東証プライム
644
9/4 15:00
-18(-2.72%)
時価総額 172,236百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
8704 東証スタンダード
860
9/4 15:00
-43(-4.76%)
時価総額 25,404百万円
FX証拠金・FXオプション取引が柱のトレイダーズ証券を中核とする。「みんなのFX」、「みんなのシストレ」、暗号資産証拠金取引「みんなのコイン」など。金融システムの開発や投資も。金融商品取引事業は堅調。 記:2024/08/20
2,518.5
9/4 15:00
-65(-2.52%)
時価総額 278,808百万円
クラウド・ホスティング、決済関連サービス等のインターネットインフラ事業が主力。インターネット金融事業、インターネット広告・メディア事業等も。総還元性向50%目標。電子印鑑の契約社数は増加傾向続く。 記:2024/09/01
9753 東証スタンダード
1,000
9/4 14:59
-9(-0.89%)
時価総額 11,200百万円
独立系システムインテグレーター。ITコンサルティングからシステム開発、保守、運用等を手掛ける。業種別売上では金融・証券、産業・サービス比率が高い。26.3期売上高245億円目標。中核事業の拡大図る。 記:2024/06/17