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日米の注目経済指標:全米レベルで大幅な雇用増加は期待できないとの見方

2014/9/6 22:37 FISCO
*22:37JST 日米の注目経済指標:全米レベルで大幅な雇用増加は期待できないとの見方 9月8日-12日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。 ■8日(月)午前8時50分発表 ○(日)7月経常収支-予想は+4456億円 参考となる6月実績は-3991億円。一定水準の貿易赤字が継続しているが、7月の経常収支は黒字となる見込み。ただし、1-6月期の第一次所得収支の黒字額は前年比同期比-4.2%であり、第一次所得収支における黒字増加は期待できないため、8月以降は経常黒字額の縮小が予想される。 ■8日(月)午前8時50分発表 ○(日)4-6月期国内総生産改定値-予想は前期比年率-7.0%、前期比-1.8% 参考となる速報値は-6.8%。4-6月期法人企業統計における設備投資の減少を考慮すると、下方修正される可能性が高い。個人消費や外需に大きな変動はないとみられており、市場予想はおおむね妥当か。 ■9日(火)午後11時発表 ○(米)7月JOLT求人件数-予想は471.1万件 参考となる6月実績は467.1万件。労働市場の改善によって7月分の求人件数はやや増加する見込みだが、製造業における雇用数は伸び悩んでおり、全米レベルで大幅な雇用増加は期待できないとの見方が多い。市場予想は妥当な水準か。 ■12日(金)午後9時30分発表 ○(米)8月小売売上高-予想は前月比+0.3% 参考となる7月実績は横ばい。ただし、労働市場の改善は続いており、個人消費を下支えしている。自動車を除く売上高はやや増加するとの見方が多く、全体の小売売上高も前月比で増加が予想される。 ■12日(金)午後10時55分発表 ○(米)9月ミシガン大学消費者信頼感指数-予想は83.0 参考となる8月実績は82.5。労働市場の改善は続いていることから、9月は8月実績と同水準となる可能性がある。ただし、8月の期待指数は若干低下しており、9月の消費者信頼感指数が大幅に改善する可能性は低いとみられる。 《TN》