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*13:47JST (中国)A株のMSCI早期組み入れにも期待感、「相互乗り入れ」を前に 上海と香港の「相互乗り入れ」（両株式市場の相互取引開放）開始を10月に控えて資金流入期待が高まるなか、外資系ブローカー各社が本土A株市場の先行きに楽観的な見方を示している。ゴールドマン・サックスでは、「相互乗り入れ」に対する海外投資家の関心は高いと指摘。来年にはMSCI新興国指数など主要指数に組み入れられるとの見方を示した。経済参考報が5日伝えた。 UBSでも、A株が早期にMSCI新興国指数へ組み入れられる可能性を指摘している。「相互乗り入れ」の開始によって海外投資家は理論上、9000億香港ドル（約12兆円）分のポジションを持つことが可能になると試算。A株市場の支援材料になると分析した。 米モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル（MSCI）は今年に入り、新興国市場指数へのA株採用の可能性を模索してきた。6月時点では「当面見送り」としたが、今後も検討を続ける方針としている。MSCI指数への組み入れが決まれば、インデックスファンドなどによる新たな買い需要が生まれ、A株市場は一段の資金流入が期待できることになる。 《ZN》