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*16:31JST イエレン・ダッシュボード、エンジンブレーキ継続示唆 米国7月の雇用統計は、イエレンFRB議長の労働市場への懸念を裏付ける結果となり、「イエレン・ダッシュボード」を注視しているイエレンFRB議長は、当面、エンジンブレーキをかけ続ける可能性を高めた。 イエレンFRB議長は、9つの雇用関連指標が、リセッション（景気後退）前の水準を回復するまでは、利上げに踏み切らないと示唆している。 ・失業率：2008年9月は6.1％だったが、2014年7月は6.2％で、0.1％悪化している。 ・非農業部門雇用者数：2008年9月は-45.2万人だったが、2014年7月は+20.9万人で大幅に上回っている。 ・長期失業者の割合：2008年9月は1％台だったが、2014年7月は+2％で大幅に上回っている。 ・労働参加率：2008年9月は66％だったが、2014年7月は62.9％で下回っている。 ・不完全雇用率：2008年9月は11％だったが、2014年7月は12.2％で上回っている。 《MY》