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TPP大筋合意、ノーベル賞効果で相場環境は良好

2015/10/6 8:27 FISCO
*08:27JST TPP大筋合意、ノーベル賞効果で相場環境は良好  6日東京市場は堅調な相場展開が見込まれる。5日の米国市場では、先週の雇用統計を受けた年内利上げ観測を引き続き材料視されて買いが先行。環太平洋連携協定(TPP)交渉が12カ国で合意に至ったことも好感されており、NYダウは300ドルを超す上昇となった。この流れから、シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の18360円となり、東京市場はこれにさや寄せする格好でのスタートになりそうだ。  シカゴ先物にさや寄せすることから、日経平均は上値抵抗として意識されている25日線を明確に上放れてくることになる。パラボリックなどテクニカルシグナルが陽転してくる可能性もあり、投資家心理にも影響しよう。TPPに関連した銘柄等は、前日に物色されていたものの、正式な合意発表を受けて改めて関連銘柄への物色がみられそうだ。  また、ノーベル生理学医学賞に北里大特別栄誉教授の大村氏が選ばれた。業績は「寄生虫による感染症の治療法に関する発見」。武田薬品<4502>、大幸薬品<4574>、アース製薬<4985>、エーザイ<4523>のほか、バイオ関連などへ思惑的な資金が向かいやすいだろう。  その他、6、7日に日銀が金融政策決定会合を開く。ここでの緩和政策の変更は考えづらく、経済・物価情勢の展望(展望リポート)を策定する10月30日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切る可能性が高まっている。追加の緩和期待なども相場の底堅さにつながりそうである。 《AK》
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時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
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国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
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時価総額 17,875百万円
正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01
4985 東証プライム
5,290
9/4 15:00
+60(1.15%)
時価総額 116,793百万円
殺虫剤等の虫ケア用品、口腔衛生用品等の日用品が柱。大塚製薬系。「アースノーマット」や「バスロマン」などロングセラー商品多数。26.12期売上高1700億円目標。海外売上の拡大、グループ再編等に取り組む。 記:2024/05/02