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半導体関連へ再編期待の流れが波及

2015/5/28 8:50 FISCO
*08:53JST 半導体関連へ再編期待の流れが波及  28日の東京市場は堅調な展開が続こう。27日の米国市場では、米通信系半導体ブロードコムの買収観測報道を受けて、半導体関連主導での強い相場展開となった。ナスダックは最高値を更新しているほか、半導体SOX指数の構成銘柄は全面高に。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の20635円となっており、日経平均はこれにさや寄せする格好から、連日で15年ぶりの高値水準を更新してこよう。また、円相場は米利上げ観測を意識した流れから、一時1ドル124円台に乗せていることも材料視されそうだ。  昨日は利食い売りと出遅れ銘柄への見直しといった循環が続いており、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が若干上回っている状況。規模別指数では大型、小型株指数がプラスであり、中型株指数はマイナスだった。利益確定を進めながら出遅れ銘柄やセクターへの見直しなどが続いており、需給状況は良好であるとみられる。  米ブロードコムは20%を超える上昇をみせており、半導体関連への再編期待の流れが波及することになろう。円安の流れからもハイテク株に資金が向かいやすいとみられる。連日の上昇で過熱警戒感なども強まりやすいだろうが、明日には多くの投信設定なども控えており、需給が下支えすることになりそうだ。日経平均の2000年のITバブル高値が射程に入ってきている。 《AK》