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祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい

2016/2/10 12:14 FISCO
*12:14JST 祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい  日経平均は大幅に続落。385.59円安の15699.85円(出来高概算17億4000万株)で前場の取引を終えた。16000円割れは14年10月末以来となる。9日の米国市場ではNYダウが一時150ドル近く下げる局面もみられたが、引けにかけて下げ幅を縮めていた。また、シカゴ日経225先物は一時15820円まで下げる場面もみられたが、清算値は大阪比55円高の16115円となるなか、前日に900円を超える大幅な下げだった反動もあって、自律反発の流れが先行した。しかし、寄り付き直後につけた16163.03円を高値に、その後マイナスに転じると、昨日同様、じりじりと下げ幅を拡大させている。  東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700と全体の8割を超えている。セクターでは33業種全てが下げており、情報通信が5%を超える下げに。その他、その他金融、非鉄金属、電力ガス、ガラス土石、食料品、陸運、卸売、銀行、その他製品の弱さが目立つ。売買代金上位では、ファナック<6954>、SMC<6273>、OLC<4661>が堅調。一方で、メガバンク3行のほか、ソフトバンクグ<9984>、NTT<9432>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>など通信株の弱さが目立つ。  金融株の弱い動きが続くなか、通信株が軒並み下げており、日経平均の重しとなっている。日経平均は直近安値とのダブル・ボトム形成をあっさり拒否される格好となり、目先底が確認しづらい状況である。ファナック<6954>の上昇インパクトは限られてしまっている。  10日の米国市場ではイエレンFRB議長の議会証言を控えており、米利上げペースが鈍るとの思惑等もあるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まっている。指値状況が薄い中をインデックスに絡んだ商いに振らされやすい。週末にオプションSQを控えているが、明日は祝日となるため、よりポジション圧縮の流れも強まりやすいと考えられる。  もっとも、先行き不透明感が強い中での下げであり、翻弄されている感はみられない。反対にファナックのほか、OLC<4661>やSMC<6273>など、個別に材料のある銘柄への物色は根強い。個別に材料のある銘柄への循環物色が続こう。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 7件
4661 東証プライム
3,938
9/4 15:00
-13(-0.33%)
時価総額 7,161,060百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
6273 東証プライム
61,600
9/4 15:00
-3,060(-4.73%)
時価総額 4,149,930百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17