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18000円回復、GDP下方修正で利益確定への心理に

2014/12/8 12:05 FISCO
*12:05JST 18000円回復、GDP下方修正で利益確定への心理に  日経平均は小幅に続伸。0.84円高の17921.29円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は続伸で始まり、18000円を回復してのスタートとなった。5日の米国市場で、注目された非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことが好感され、NYダウは最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の18045円だった流れを引き継いで始まった。  ただし、寄り付き前に発表された7-9月期GDP改定値が、年率1.9%減に下方修正された。速報値(1.6%減)から上方修正されるとみられていたこともあり、18000円を回復して始まった後は、利益確定の売りも出やすく、18000円を挟んでの強弱感が対立している。セクターでは、ゴム製品、繊維、輸送用機器、サービス、医薬品、非鉄金属、海運などが小じっかリ。一方で、水産農林、電力ガス、保険、鉱業、陸運、空運、小売などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。  日経平均は18000円回復後は強弱感が対立しやすいとの見方が大勢だったこともあり、想定内の値動きであろう。ただ、7-9月期GDP改定値が予想に反して下方修正されたことにより、利益確定の売りに傾いているようである。  また、辛うじてマイナスであれば後場は日銀によるETF買入れが意識されやすいだろうが、前引けのTOPIXの上昇率は0.04%、JPX日経インデックス400は0.03%だった。後場のETF買入れは期待できないため、日経平均の18000円割れが長引くようだと、利益確定の売りが強まる可能性がありそうだ。また、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>辺りがマイナス圏で推移していることも、重石になりそう。とはいえ、ショートポジションは避けたいところである。(村瀬智一) 《FA》
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