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建設など低位の内需系にシフト

2014/7/17 12:10 FISCO
*12:10JST 建設など低位の内需系にシフト  日経平均は小幅に反発。30.05円高の15409.35円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えた。米国市場の上昇の流れを受けて買いが先行、寄り付き直後には15465.74円まで上げ幅を広げる局面をみせている。ただし、三連休を控えているほか、今後本格化する決算を見極めたいとする模様眺めムードも。また、朝の外資系注文動向では売り越し基調が続いていることも、上値追いを神経質にさせている。  東証1部の騰落銘柄は、値上がりが全体の過半数を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しており、中でも小型株指数の強さが目立っている。セクターでは、建設、鉱業、陸運、金属製品、ガラス土石、倉庫運輸、卸売、非鉄金属などがしっかり。半面、鉄鋼、証券、電力ガスなどが小安い。  建設セクターが強い値動きをみせている。JR東日本<9020>による品川周辺の再開発報道が手掛かり材料になっている。ただし、材料系の銘柄が中心であり、基本的には個人主体の短期資金とみられる。米モメンタム株の動向が不透明であり、ソーシャルネットワークやバイオなどを手掛けづらくさせている。そのため、首都インフラ整備など政策期待も高まりやすい建設など低位の内需系にシフトしやすいようである。  もっとも日経平均が15400円処で底堅さが意識されていることが、買い安心感につながっている面はある。ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などがマイナス圏で推移するなか、底堅さをキープできるかが注目だ。日経平均が弱含みになるようだと、建設物色も次第に絞られてきそうだ。(村瀬智一) 《FA》
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