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中小型急落も調整トレンド内での推移

2014/7/9 12:06 FISCO
*12:06JST 中小型急落も調整トレンド内での推移  日経平均は続落。38.16円安の15276.25円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えている。米株安や円高を受けて幅広い銘柄に利益確定の売りが先行した。とりわけ米国ではソーシャルメディアやバイオといったモメンタム株の弱さが目立ったこともあり、新興市場など足元で強い動きをみせていた中小型株に弱い動きが目立った。  ただ、15200円を割り込んで始まった日経平均だが、同水準に位置する25日線が支持線として意識されるなか、その後は下げ幅を縮めている。東証1部の値下がり数は1300を超え、全体の7割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに下げているが、小型株指数の弱さが目立つ。  日経平均が0.25%の下げに対し、マザーズ指数が1.90%、ジャスダック平均が0.61%の下げとなるなど、中小型株の弱さが目立つ。もっとも昨日の段階で低位材料株へのシフトがみられるなど、兆候はあったとみられる。きつい下げではあるが、調整トレンド内での推移であり、押し目狙いのタイミング待ちといったところか。  また、米アルコアの決算が予想を上回ったことで、今後決算が本格化する中、業績を手掛かりにした物色に移行してくる可能性がありそう。また、米決算が好感される流れが続くようだと、大型株主導で日経平均のリバウンドも意識されてきそうだ。(村瀬智一) 《FA》