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概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国人民銀行の金融政策を好感

2018/6/5 11:06 FISCO
*11:06JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国人民銀行の金融政策を好感 【ブラジル】ボベスパ指数 78596.06 +1.76% 4日のブラジル市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1356.31ポイント高(+1.76%)の78596.06で取引を終えた。77243.91から78637.44まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外環境の好転が支援材料となり、買いが継続。貿易戦争の解決に対する期待が高まっていることや、堅調な米雇用統計などが支援材料となった。国内では、物資供給不足の解消などが引き続き好感された。 【ロシア】MICEX指数 2323.64 +1.23% 4日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比28.30ポイント高(+1.23%)の2323.64で取引を終了した。2299.65から2324.2まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。貿易戦争解決への期待が高まっていることが支援材料。また、堅調な米雇用統計なども好感された。一方、成長予想の下方修正が指数の足かせになった。経済開発貿易省はこのほど、2018年のロシア成長予想をこれまでの2.1%から1.6-2.1%まで引き下げた。 【インド】SENSEX指数 35011.89 -0.61% 4日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比215.37ポイント安(-0.61%)の35011.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同67.70ポイント安(-0.63%)の10628.50で取引を終えた。 前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。銀行や不動産銘柄に売りが集中したことが指数の足かせになった。また、弱い経済指標も圧迫材料。5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2となり、前月の51.6をやや下回った。 【中国本土】上海総合指数 3091.19 +0.52% 週明け4日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比16.05ポイント高(+0.52%)の3091.19ポイントと反発した。 中国人民銀行(中央銀行)の金融政策を好感。人民銀は1日、市中銀行向けの貸し出し「中期流動性ファシリティ(MLF)」について、差し入れ可能な担保の範囲を拡大すると発表した。一部の現地メディアは、「預金準備率の引き下げに相当する流動性供給効果がある」などと報じている。ただ、上値は限定的。米中貿易摩擦の警戒感がくすぶっている。3回目の公式協議は3日に終了した。協議後に中国は「農業とエネルギーで具体的な進展があった」と声明したが、米国側からの声明は現時点で発表されていない。 《NH》