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15日の中国本土市場概況:上海総合0.01%安で3日続落、上海50A指数は0.8%高で反発

2018/3/15 16:53 FISCO
*16:53JST 15日の中国本土市場概況:上海総合0.01%安で3日続落、上海50A指数は0.8%高で反発 15日の中国本土市場は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.27ポイント(0.01%)安の3291.11ポイントと3日続落した。上海A株指数も下落し、0.26ポイント(0.01%)安の3446.87ポイントで取引を終えている。 米中の貿易摩擦を懸念した売りが続く。米政府は中国製品に対し、年間で最大600億米ドルの関税適用を検討している——などと関係筋情報として伝えられたことに続き、米ホワイトハウス報道官は14日、中国に対し対米貿易黒字を1000億米ドル削減するよう要請したことを明らかにした。 業種別では、鉄鋼やセメントの素材株がさえない。重慶鋼鉄(601005/SH)が3.7%安、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.0%安で引けた。ITハイテク関連株も下げが目立っている。自動車株、不動産株、空運株なども売られた。 もっとも、下値は限定的。中国経済の底堅さが意識されている。前日に公表された今年1~2月の各種経済統計は良好なものが多く、過度な景気鈍化の警戒感はやや後退する状況だ。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、前日比0.8%高と反発している。 一方、消費関連株が物色された。スーパーマーケット大手の永輝超市(601933/SH)が4.2%、白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.7%ずつ値を上げた。銀行株や保険株、バイオ医薬関連株もしっかり。非鉄株の一角も上昇した。 外貨建てB株の相場は3日続落。上海B株指数が0.67ポイント(0.20%)安の333.72ポイント、深センB株指数が0.94ポイント(0.08%)安の1181.80ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》