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1日の香港市場概況:ハンセン0.8%安で反落、中国不動産セクターは逆行高

2018/2/1 18:00 FISCO
*18:00JST 1日の香港市場概況:ハンセン0.8%安で反落、中国不動産セクターは逆行高 1日の香港市場は値下がり。主要51銘柄で構成されるハンセン指数が前日比245.18ポイント(0.75%)安の32642.09ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が127.51ポイント(0.94%)安の13434.14ポイントとそろって反落した。売買代金は1545億4900万香港ドルとなっている(1月31日は1768億1600万香港ドル)。 米金利高が重し。昨夜に上昇一服した米10年債利回りはこの日、再び上昇に転じ、約3年10カ月ぶりの高い水準で推移している。金融政策で米国に追随する香港でも、域内金利の上昇が警戒された。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、6日連続でオペ取引による資金供給を見送ったことも嫌気されている。 ハンセン指数の構成銘柄では、香港系不動産株がさえない。新世界発展(17/HK)が1.6%安、恒隆地産101/HK)が1.5%安、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド:12/HK)が1.1%安で引けた。消費関連も下げが目立つ。米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が3.3%安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.4%安と下落した。 中国自動車セクターも売られる。広州汽車集団(2238/HK)が4.1%安、長城汽車(2333/HK)が2.4%安、吉利汽車HD(175/HK)が2.2%安、東風汽車集団(489/HK)が1.8%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.6%安と値を下げた。 一方、中国不動産セクターは高い。華潤置地(1109/HK)が3.7%、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド:688/HK)が4.0%、広州富力地産(2777/HK)が0.7%ずつ値を上げた。 本土市場は4日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.97%安の3446.98ポイントで取引を終えた。非鉄関連が安い。自動車株、消費関連株、ITハイテク関連株、不動産株、証券株なども売られている。 【亜州IR】 《CS》