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*12:42JST 概況からBRICsを知ろう～上海総合指数は小幅に値上がり、深セン銘柄の上昇が好感される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数　72264.45　+0.41％ 1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比293.46ポイント高（+0.41％）の72264.45で取引を終えた。72472.18から71487.73まで下落した。 売りが先行した後は買い戻され、ひけまで前日の終値近辺で推移した。原油価格の続伸が好感され、資源の一角は物色された。また、米税制改革への期待が高まっていることも支援材料。一方、鉄鉱石価格が来年に下落するとの見通しや欧州市場の下落が指数の足かせになった。 【ロシア】MICEX指数　2105.99　+0.26％ 1日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比5.37ポイント高(+0.26％)の2105.99で取引を終了した。2109.33から2091.89まで下落した。 買いが先行した後は売りに押され、終盤に再びプラス圏回復した。利下げ期待が高まっていることが資源材料。金融政策委員会のアンドレ・リピン副委員長はこのほど、インフレ率が目標の4％以下に維持されれば、ロシア中央銀行は政策金利を徐々に引き下げると発言した。また、原油価格の続伸も資源の一角の物色手掛かり。一方、欧州市場の下落が指数の上値を押さえた。 【インド】SENSEX指数　32832.94　-0.95％ 1日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比316.41ポイント安(-0.95％)の32832.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.75ポイント安(-1.02％)の10121.80で取引を終えた。 買いが先行した後は売りに押され、引けにかけて下げ幅を拡大させた。成長ペースの加速に伴う利上げ期待の後退が圧迫材料。また、欧州市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。 【中国本土】上海総合指数　3317.62　+0.01％ 1日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.43ポイント高（+0.01％）の3317.62ポイントと反発している。 深セン銘柄の上昇が好感される流れ。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数は1.9％高と反発し、約1週ぶりの高値水準を回復した。成長性の高いグロース株が上昇するなか、個人投資家のセンチメントがやや上向いている。株式需給の悪化や資金ひっ迫の警戒感などで上海総合指数は安く推移していたものの、引けにかけてプラスに転じた。指数は直近の下げが急ピッチだったため、値ごろ感も着目されている。 《NH》