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城南進研 Research Memo(2):気を緩めることなく事業構造改革に取り組む

2019/2/8 16:32 FISCO
*16:32JST 城南進研 Research Memo(2):気を緩めることなく事業構造改革に取り組む ■業績の推移 ● 2019年3月期第2四半期決算概要 城南進学研究社<4720>の2019年3月期第2四半期決算は、売上高3,493百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益3百万円(同98.7%減)、経常利益16百万円(同93.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益20百万円(同88.3%減)と減収減益で着地した。 同社は今期を収益構造改の年と位置付け、先行投資によって収益が一時的に悪化する予算で臨んだ。今第2四半期は、売上高は予備校部門の低調で計画を下回ったものの、営業利益については人件費の抑制や個別指導部門のリニューアルの下期へのずれ込みによって、想定を上回って黒字で着地した。 主力の教育事業においては、予備校部門が大学受験のニーズの多様化などにより厳しい状況が続き、前年同期比18.2%の減収となったほか、個別指導部門(直営)についても施設の見直しを進めた結果、同6.1%の減収となった。一方で映像授業部門は既存校舎の好調が持続した上新規開校効果もあり、同17.3%の増加となり、児童教育部門※も幼児教室の開校や教材の外部販売などで同8.3%の増収となった。しかし予備校部門の減収影響を吸収するには至らず、教育事業の売上高は同3.9%減となった。スポーツ事業においては、子会社の(株)久ケ原スポーツクラブが安定した会員数を確保しつつ、学童保育の利用者が増加しており、同6.8%増となった。これらの結果、全社売上高は、同3.5%減の3,493百万円となった。 ※ここでは(株)ジー・イー・エヌ、くぼたのうけん、城南ルミナ保育園、JBSナーサリー(株)の4事業・子会社の売上高を合算したベース 利益面では、2019年3月期第2四半期は収益構造改革の取り組みに伴う先行費用の発生などを理由に、期初から営業損失の予算で臨んだ。新業態である「城南予備校DUO」の新規開校、映像授業の「マナビス」などの新規開校はほぼ順調に進んだが、一部下期にずれ込んだことに加えて、個別指導教室(直営)のリニューアルが下期にずれ込んだことで費用が当初想定よりも減少した。また、人件費の抑制努力もあり、営業利益は期初予想を86百万円上回り、3百万円の営業黒字で着地した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《SF》
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時価総額 2,646百万円
東京・神奈川地盤の総合教育ソリューション企業。個別指導教室「城南コベッツ」や映像授業専門教室「河合塾マナビス」、乳幼児教室「くぼたのうけん」等を展開。学研HDと業務資本提携。AI活用の業務合理化進める。 記:2024/09/02